見出し画像

中高生向け経済学習会 第四回 「人的資本」

個別指導塾 Open mindの田中です。

当塾では、中高生むけに経済の学習会を行っておりその経過をnoteにて報告しています。

今回は第四回「人的資本」について学習を行いました。

実施日:2021年5月26日

学習方法:
アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書(フォレスト出版)を用いて経済の用語を学ぶ。

画像1


学習内容(キーワード)

・労働市場
・労働需要、供給曲線
・人的資本とは

趣旨: 

賃金は労働という自身の商品価格である事を理解する。

経営者視点から生産性を上げるためにどのような手法を取るか、

一個人として今後自身の価格を上げるために自身はどのようになるべきかを考える。

議論課題①自身が経営者であると仮定した場合、事業の生産性を高めるためにはどのような施策を取るか。

前提条件:景気の先行きは不透明であり、これまでテクノロジー投資に消極的だった製造業の経営を行なっていると仮定する。

意見1:研究開発を行い短期的には儲からないが長期的に利益を生み出す商品の開発を行う。

理由:景気の先行きが読めない分目先の利益ではなく長期的に自社が優位を取れる商品を作ることで生産性を高める方がいいと考えたから。

意見2:主力でない事業を廃止(または規模縮小)を行い人員整理(解雇や早期退職)を行う。(複数名)

理由:主力事業に集中して事業を行うことで仕事の生産性を高める。

意見3:新しいテクノロジーに投資し製品の製造コストを削減する。

など様々な意見が飛び交いました。経営側の立場から考えた結果、人員の整理、テクノロジーによる人員の削減を選択するという選択を自身が取るという事は我々が整理される側になる可能性も大いにあるということである。

そこで議題の②では今後社会で必要とされる知識やスキルは何かについて考えた。

意見1:過去の習慣を見直し、変化する情報を掴めるか
理由:刻一刻と社会情勢は変わるのでその流れに遅れないように情報をキャッチする必要がある。

意見2:特定の分野に特化した技術や知識を持つこと。
理由:何か一つに特化した方が良い製品を作ることができると考えるから。

 具体的な技術は挙げられなかったものの、このお話をしていただいた方には中高の間に技術や製品を作るチャレンジをしていただきたいと思います。

意見3:コミュニケーション能力
 (面白い話ができる人、論理的に説明ができる人)

意見4:学歴、積極性

など様々な意見が交わされました。まだ具体的なアクションに繋がっていないとしても、皆さんの意識から行動が変わると思いますので自分の進路を考えるいいきっかけになればと思います。

次回は企業について学びます。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?