核なき世界に（The Atomic Museum）

米西部ラスベガス　カジノやショーで知られる眠らない街　1951-92まで、ネバダ実験場では928回の核兵器実験が行われた　‘54には太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で水爆実験（第五福竜丸）’92.10から核爆発を伴う核実験は停止しているが、核爆発を伴わない臨界前核実験は現在も実施　米は包括的核実験禁止条約（CTBT: Comprehensive Nuclear-Test-Ban Treaty 宇宙空間、大気圏内、水中、地下を含むあらゆる空間における核兵器の実験的爆発及び他の核爆発を禁止）未批准

館内は混み合っていた　白人の方が中心で熱心に展示物に見入り、家族や友人と意見を交わしている

23歳海軍カメラマンの青年

核開発の歴史から放射性廃棄物の処理、自然環境やいきもの、先住民との関連など充実の展示　タッチパネルを使ったクイズ形式のものがわかりやすい

太平洋戦争末期 1945.8.6　B-29爆撃機エノラ・ゲイは、広島市上空に侵入し、高度9,600mから原子爆弾を投下

ラスベガスは核実験ツーリズムの地で、観光客が押し寄せていた　キノコ型のウエディングケーキなど　世の中の雰囲気

アメリカの方と話していて”日本は負けたのだから”と言われたことがある　いまだに引きずらねばならないのかと驚いたがそういうものなのやも

国が変われば　正義が変わればこういう表現に、と理解できる場所（National Atomic Testing Museum 核実験博物館 / Las Vegas, NV）　核実験による米大陸の放射能汚染を描いたドキュメンタリーがある “SILENT FALLOUT My Body Is My Proof“ http://fallout22.com/（放射線を浴びたX年後III 乳歯が語る大陸汚染・伊東英朗監督）北米20ヶ所でも上映会が行われた