ブロンプトンと行く、しまなみ海道縦走ライド(前編)
土日を利用してしまなみ海道へ行ってきました。
写真をたくさん撮ったので、今回は前編・後編に分けてお送りします。
「いつも通り」にはしたくなかった休日
1週間の仕事を無事片付けた金曜の夜。
電車に揺られながら天気予報を確認すると、土日ともに好天予報だけど時間帯によっては5m/s以上にもなる爆風予報…。
いつもだと風の影響を考慮して近場を走るか、サイクリングは諦めて別のことをするんですが、深い理由は無いものの「いつも通り」にはしたくなかった。
帰宅するなり、いくつか気になるポイントを調べてみると、
北寄り~東寄りの風が吹く場所が多い(南下するコースが良さそう)
みずほ(新幹線)で特大荷物スペース付きの座席に空きがあった(西へ行こう)
オレンジフェリー(東予→大阪)のDXシングルに空きがあった(しまなみ海道だ!)
10分ほどでしまなみ海道へ行くことを決め、すぐに新幹線とオレンジフェリーを予約。
ロードバイクとブロンプトン、どちらの自転車を使うかは悩みましたが、今回は風向予報などの予測が外れた場合に対処がしやすいブロンプトンを選択しました。
必要な荷物を専用バッグに詰めて、早起きに備えて早めに布団に潜り込んで就寝。おやすみなさい。
新幹線と在来線を乗り継いで尾道へ
6時前に起床し、手早く身支度を整えて自宅を出発。
新大阪駅から新幹線に乗り、まずは福山駅を目指します。
福山駅で在来線に乗り換え、20分ほど電車に揺られて尾道駅に到着。
改札を出ると、輪行を解除している複数のサイクリストの姿が。
天気は1日を通して良いはずだし、お互い良いサイクリングになりますように!と心の中で声をかけながら、僕もブロンプトンを輪行袋から取り出して準備を始めます。
尾道側からだと一番最初の島になる、向島へ行くにはいくつかの手段がありますが、サイクリストには最も定番であろう尾道駅前から乗れる渡船を利用。
ひたすら往復運行している船に乗り、約5分の船旅です。
しまなみ海道縦走スタート!
向島に上陸!
ここからゴールに設定している今治駅までは約80km。
これまでブロンプトンで1日に走った最長距離は約40km。
ざっくり2倍になる訳ですが、フェリーの出港時間(22時)で考えると時間的にはかなり余裕があるし、オーバーペースにならないようにだけ注意してスタートします。
赤色が特徴的な向島大橋。
早速寄り道して向島大橋を渡って岩子島へ。今回は少しだけ走って向島に戻りましたが、1周しても7km程度らしいので次は1周してみようかな。
2番目の島である因島へ行くため、因島大橋を渡ります。
尾道~今治は写真にも写っている青いラインが大半の区間で引かれていて、ライン上に進めば地図が無くてもゴールを目指すことができます。
それぞれの方向で、所々でゴールまでの距離が表示されているのも助かりますね。
因島大橋はその他の橋と違って、車道の真下に専用道があります。
すれ違うサイクリングに会釈しながら走り抜けて因島へ。
因島に上陸後、まずは「はっさく屋」さんへ。
しまなみ海道に来た時には毎回立ち寄るお気に入りスポットです。
定番のはっさく大福に加えて、今回はいちご大福も頂きました。
どちらも果物の甘酸っぱさと餡のバランスが良く美味しい…!
はっさく屋を後にして移動を再開。
風は強いけれど、海がとても青くて気持ち良い。
所々でやってくる上り区間。
ブロンプトンなので無理はせず、軽いギアをクルクル回してのんびり上ります。
生口橋を渡り、因島から生口島へ。
今回はドルチェ本店などがある島の北側ではなく、南側のルートを使って次の大三島を目指します。
主要スポットが島の北側にあるせいか、こっちのルートのほうが走っている人が少ない感じがします。
綺麗なスポットがあったので少し休憩。
瀬戸内ブルー ✕ クラウドブルー。
買った翌年モデルには無くなってしまったカラー。タイミングが良くてラッキーでした。
多々羅大橋と大三島が見えてきました。
橋の道路部分までは、3%程度の斜度のある道を上って合流します。
ロードバイクだと何ともない斜度でも、ブロンプトンだとじわじわと効いてくる…。
橋の上から見える景色。外周部の道路の感じとかが好き。
今まで走ってきた場所は広島県尾道市でしたが、大三島からは愛媛県今治市になります。
橋の途中に県境があり、せっかくなので記念撮影。
時刻は間もなく12時。
そろそろお腹が空いてきたし、大三島に上陸したらお昼ご飯にしましょう。
後編に続く。
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