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【 活動報告 】産地にコーヒーをとどける

こんにちは、Merthi Coffee( メルティコーヒー )です。インド産コーヒーのインポートをしています。
日本ではまだまだ知名度がひくいインド産コーヒーですが、近年そのクオリティは着実にあがってきています。
メルティコーヒーは、note・Instagramでインドのコーヒー事情やユニークなインドカルチャーを日々発信しています。


2019年よりはじめた、「 生産地へコーヒーバッグをプレゼントする 」活動。
いつも農園を訪問するとき、日本からおみやげを持参していました。和菓子や日本茶など日本らしいものをプレゼントしていたのですが、あるとき、( そういえば、農園のみんなは自分たちがつくるコーヒーの味をちゃんと知っているのかなぁ? )と、ふとおもいました。
もちろん、産地なのでコーヒーをのむ習慣はあるものの、そこはやっぱり生産国特有の事情があります。出荷用に選別したあとにのこった品質があまりよくないものが地元ではでまわっていて、その品質をおぎなうふか〜〜い、こぉ〜〜い焙煎・抽出のコーヒーにお砂糖もミルクもたっぷりいれ、コーヒーの本来の味わいを感じるにはすこしハードルがたかいものが親しまれている状況です。

インドスタイルのコーヒーもとってもおいしいんですけどね . . . インドスタイルコーヒーをもっと知りたいかたは、こちらの記事もぜひよんでみてください。

そんなちょっとしたことがきっかけではじまったコーヒーバッグプレゼント活動。
現地にいって直接手渡しすることはできませんでしたが、今年も贈りました。(船便なので何ヶ月かかることやら . . . )



2019年、はじめてコーヒーバッグを農園に持参したときのようすは。
わたしが取引をしているコーヒープランテーションは、135.165ha(東京ドーム約29個分)の敷地面積があり、その中で200名ほどのスタッフが働いています。とくに収穫をするピッカーたちはきめられた時間内にできるだけたくさんのコーヒーチェリーを摘みとらなければならないため、みんな作業に集中しています。収穫量=給与になるので、ピッカーたちにとって勤務時間はとても重要なものになります。
にもかかわらず、わたしが「 コーヒーバッグをプレゼントしたい。」ともうしでると、わざわざピッカーや他のスタッフを集めてくれて、そして、ひとりずつ手渡しでプレゼントをする時間を設けてもらいました。
ひとりひとり目をみて、笑って、「いつもありがとう。」とつたえ、「あなたのコーヒーだよ。」と、コーヒーバッグをわたしました。
なんともいえない感動につつまれて、( わたしがすべきことはこれなんだな . . . )と実感しました。

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わたしは、いつも自分のあるべき姿、いる場所、すべきことはなになのかを考えています。そして、わたしにしかできないことをしようと思って活動しています。インドに詳しいひとも、コーヒーに詳しいひとも、世の中にはたくさんいるけど、インド人がすきでコーヒーがすきで農園まで行っちゃうひとは、どれくらいいるのでしょう?・・・たぶん、わたしくらいですよね w
そうおもうと、今の活動はどんなにしんどくてもつづけなければならないとおもいます。

またみんなの顔をみてちゃんとプレゼントができる日がはやくきてほしいと願います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
Instagramもしています、ご興味ある方はのぞいてみてください
https://www.instagram.com/merthi_coffee_2017/


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