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【インド生活】チェンナイ最大の青果物卸市場・Koyambedu Market

南インドでの生活に少しづつ慣れようとしていた頃、知り合いのインド人親子が青果物の卸市場へ連れて行ってくれました。

この「コーヤンべドゥ マーケット(Koyambedu Market)」という卸市場はチェンナイ最大の青果物市場で、ここからチェンナイのスーパーや露店に売られている青果物が流通しているそうです。

今回は、このコーヤンべドゥ青果物卸市場の買い物の様子をまとめていきます。


市場に入るには、大きなゲートをくぐっていきます。
ゲートを入って右側に果物、左側に野菜売り場のコーナーという配置。

卸市場のゲート(Google Mapより)

野菜売り場

車をその辺に停めて、まずは野菜売り場から見ていきます。

1つの売り場で特定の野菜だけ売っているところもあれば、何種類もの野菜を売っているところもあります。

卸市場なので、インドのスーパーで売られているものは全てここで揃い、新鮮なお野菜をスーパーの半額程の価格で購入することができます。
例えば、トマトは1kg40ルピー(約80円)、パパイヤは1つ20ルピー(約40円)。

なお、通路はこぼれた野菜や店員が散りばめる(?)野菜の皮でいっぱいですが、不思議と生ゴミのような匂いはありません。

下段左から順に、青唐辛子、オクラ(でかい)、ビーツ、瓜。
上段はサツマイモとナス。
ライムのようですがレモン。料理に使うことが多いので、野菜売り場にあります。
玉ねぎ売り場のバックヤードには大量の玉ねぎが積まれていました。

基本的にどの売り場でも量り売りで、最低1-2kg以上購入が条件のようです。

量り。写真の青いバスケットに入った野菜の重さが電光表示されています。

この市場へ連れてきてくれたインド人親子の子は大学生で、友達と近くのショッピングモールへ行き、母の方が私と一緒に買い物してくれています。
内容はすっかり分かりませんが、タミル語で値下げ交渉をしている模様です。


私はこの日野菜コーナーで、生姜、人参、ミニ大根、ミニゴーヤ、トマト、玉ねぎ、ビーツを購入しました。
合計4kgは超えていたはずです。

インド人母も両手に何キロも購入しているので、一旦車に野菜を置いて果物コーナーへ向かいます。

果物売り場

果物コーナーも野菜コーナー同様、量り売りで最低2-3kgという露店ばかりです。

左に並んでいるのはザクロ

南インドは気候が暖かいこともあり、果物の色が華やかな印象です。


インド人母「グァバいる?」
私「食べたことないから、どうだろう・・・味が分からないからいいや」
インド人母「(店員に)味試してもいい?」

その場で店員さんが私たちそれぞれにグァバをまるごと1個渡してくれました。丸かじり。

下段左から順にグァバ、ザクロ。上段2つは何かわかりませんでした。

この日は、グァバ、オレンジ、ザクロ、パパイヤ、ライチを購入しました。どれもキロ買いです。

後日談ですが、グァバとザクロ、ライチは生で食すのは今回初めてでしたが、どれも甘くて新鮮で、感動しました。

グァバはどうやら常温保存の方が適していたようで、冷蔵庫に保存していたら割とすぐに悪くなっていってしまったのですが、その他の果物は2週間ほど冷蔵庫でもちました。

まとめ

チェンナイ最大の青果物市場・Koyambedu(コーヤンベドゥ)マーケットでは、スーパーよりも新鮮な野菜や果物を破格の値段で購入することができました。

キロ買いするので、車が無いと帰り道や買い物中の購入品の持ち歩きが困難なのでアクセスはあまり良くない&簡単なタミル語(商品の名前と数字)が話せないと買い物自体が厳しいかもしれません。

月1〜2で週末のお出かけとして行くと楽しい上に、節約ができるな〜と感じました。


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