ナグプール旅行!佐々井秀嶺氏を訪ねて その3
こんにちは!
畑中です。
今回は、4月13日に実施された、アンベードカル生誕祭の前夜祭の様子を書きたいと思います。
4月14日がビームラーオ・アンベードカル博士の生誕日ですが、毎年、前日の夜には、大勢の人々がナグプールに集まり、街をパレード(大行進)します。
アンベードカル博士については、前回書きましたので、そちらをご参照ください。
パレードが始まるのは、20時過ぎから。
しかし、夕方ごろからインドラ寺の前は大勢の仏教徒が集まり、熱気に包まれます。
隣の人とも会話ができなくなるほどの大音量で音楽も鳴り響き、まるで何かのライブ会場。
しかしながら、まだ何も始まっておらず、準備の段階です。
20時20分ごろ、インドラ寺の入り口にバンテージ(佐々井秀嶺氏)がお姿を現し、いよいよパレード開始です。
インドラ寺の入り口にある、アンベードカルの銅像に花をかけられ、パレードの準備が完了します。
いよいよパレードが始まり、大行列となった仏教徒の群衆は、爆音の音楽がかかり、空に無数の花火と紙吹雪が舞う中、ナグプールの中心部に向かって歩んでいきます。
上の写真一枚でも、人々の多さと熱気が少し伝わるのではないでしょうか?
しかし、この写真はパレードの行列の中のごく一部で、この行列が数キロにわたって続きます。
このパレードは、仏教徒が主催しているパレードですが、大規模なイベントのため、他の宗教の人々もどんどん行列に加わります。
最終的に行列は数万人規模となり、大混雑状態となります。
万が一友人と参加しているならば、離れたら最後。
人があまりにも密集しているので、スマホの電波もすべて圏外となり使い物になりません。
最終的に大行列が辿り着くのが、Kasturchand Park近くの交差点。
ここには舞台が設置してあり、ここで全員で、アンベードカルの生誕日の4月14日に向けてカウントダウンをします。
まるで、大みそかのカウントダウンですが、今までの人生の中で最も混雑した場所でカウントダウンをしました。
下の2枚の写真は、私が撮影したカウントダウンの様子の動画から切り取った画像です。
カウントダウンが終わった後は、周辺に花火がバンバンと打ちあがりますが、あまりにも大混雑だったのでスマホでカメラを撮る余裕もなく。。。
ちなみに、日本人がこのパレードに参加すると、ナグプールで日本人が珍しいからか、多くのインド人から写真を求められるのでスターの気分が味わえますよ!
ともかく、素晴らしい経験でした!
お世話になった佐々井秀嶺さん、ありがとうございました。
畑中
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