大人の単語帳ホメオスタシス

暑い、暑すぎる。
気温が35度を超えたり、超えなかったりする日々が続きまして、もう夏バテ気味です。地球沸騰化か。

どうも、日本のみなさま、おはこんばんにちは。
The East Blue Sageです。


本回の大人の単語帳(科学編)は、湿度も気温もクソ高い日本の夏に、私たちの体の中で起こっていることに注目するべく、「ホメオスタシス(恒常性)」についてご紹介します。

1.ホメオスタシスって?

ホメオスタシス(英:homeostasis)は恒常性と訳し、ざっくりいうと、「私たちの体の中で、その内部環境を一定の状態に維持しようとする生体機能」といったところでしょうか。
(注)今回は、生体的恒常性をホメオスタシスとさせていただきます。

私自身、ホメオスタシスを「生体機能は、絶えずフィードバックループ機構してんのね、よくできているんだなぁ」と習いたては思っていました。

最近では、生物学や医学のみならず、心理学や人事面談にも登場するほど使用頻度が広がっている言葉の一つですね。

ひょっとすると、近い未来には、教育の現場(先生サイド)のストレス評価の指標の一つになるかもしれないなぁと考えたりもします。

2.ChatGPT先生にも聞いてみた

ホメオスタシスは、生物学および生理学の用語で、生物体が内部環境を一定の安定状態に保つためのメカニズムやプロセスを指します。内部環境とは、体温、pH、血糖濃度、電解質バランスなど、生体内で必要な条件や物質の濃度のことを指します。ホメオスタシスは、これらの要素が一定の範囲内に保たれることで、生物体の正常な機能が維持されることを意味します。

ホメオスタシスの維持は、フィードバックループとして知られるプロセスによって達成されます。このプロセスでは、センサーやリセプターが内部環境の変化を検知し、それに対する適切な反応を引き起こすメカニズムが働きます。一般的なフィードバックループは以下のステップから成り立ちます:センサーまたはリセプターが内部環境の変化を検知します。
センサーからの情報が制御センターや脳に送られます。
制御センターは情報を解析し、適切な反応を決定します。
適切な反応が生じるように、制御センターは効果器に指令を送ります。効果器が指令に従って反応し、内部環境の変化を修正します。

ホメオスタシスは、生体内の変化に対して適切な調節を行うことで、生物体が環境の変化に対して適応し、生存し続けるための重要なメカニズムです。例えば、体温が過度に上昇すると、体内の温度調節メカニズムが発動して体温を下げるように働きます。同様に、血糖濃度が上昇すると、インスリンと呼ばれるホルモンが分泌されて血糖を下げるプロセスが始まります。

ホメオスタシスは、生物体が外部環境の変化に対しても適切に応答できるようにする重要な仕組みであり、生命の維持に不可欠な要素です。

ChatGPT 3.5 「Q. ホメオスタシスについて」

ChatGPT先生、すげぇって感じですけど。
一応、次節でホメオスタシスの勘所を補足いたしましょう。

3.ホメオスタシスの肝って?

今の日本の夏の暑さと戦ってくれている恩人とも言えるこのホメオスタシスの肝は、自律神経系と内分泌系と免疫系により、体外環境が暑くなろうと、寒くなろうと、通勤通学をしている時だろうと、ストレスがかかる職場だろうと、私たちの体という大きなシステムを何不自由なく運営できるように、最大限維持する仕組み(OSの中核であるカーネルを連想するのは、私だけでしょうか?)とも理解できそうです。

ちなみに、このホメオスタシスの仕組みが御乱心になる程、体外環境が暑い(体温40℃以上)と熱中症に罹りやすくなり、体外環境が寒い(体温35℃未満)と低体温症に罹りやすくなり、ストレスが過多になると生体機能の至る所に不具合が生じ、遂にはうつ病が発症します
気を付けなければなりませんね。

最後に、ただいつも通りの日常を送るために頑張ってくれている縁の下の力もち、ホメオスタシス。感謝ですね。
忘れないで、日々意識していきたいモノです。

About 大人の単語帳(科学編)

今回の大人の単語帳(科学編)はいかがでしたでしょうか。
テクノロジーが急激な速度で生まれ廃る時代において、学校では突っ込んで教えないものの、大事だったりする言葉を紹介します。
例①テクノロジー用語(生成AIなどの流行に基づく言葉)
例②将来日の目を見るであろうテクノロジー用語

それでは。😊

E.B.S
Twitter:@East_Blue_Sage


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?