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世界ダウン症の日

3/21は国連が定めた「世界ダウン症の日」です。

23対の染色体の21番目が、2本ではなく3本あるダウン症。
チャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN」によるコラボTが毎年すごく可愛い!

2023年の世界ダウン症の日の標語は「With us not for us、私たちのために、ではなく私たちと一緒に」です。

これはどういうことかというと、「当事者である私たち抜きで、勝手に決めないで」ということ。時代が変わり、障害のある人に対して、ひと昔前のように上から目線で「ほどこしてあげる」のような意識は減り、「障害のある人を尊重する」という社会全体の風潮がありますが、言葉ではそう言ったとしても、実際どこまで本人の意見を尊重していますか、ということなんです。

知的障害のある人の意思の確認は、難しいことがあります。本人の意見を聞く前に、「こうなんじゃないの」って言ってしまうことがある。
「こう思っているんでしょ」と聞いたら、ダウン症のある人たちの場合、多くが「うん」って答えてしまうんです。ダウン症のある人たちの意見を聞くことの難しい部分でもありますが…、これは極端な話、たとえばやってないいたずらを「やったんでしょ」と言われて、やっていないのに「うん」と答えてしまい、「本人はやったといっている」などということにもつながりかねません。

本人にとっての事実は何であるのか、本当はどう思っているのか、何を感じているのか、周りの人たちが上手にサポートをする必要があります。

jamminインタビューより

今日はダウン症のお兄ちゃんと弟さんを育てるフォレストメンバーの素敵な投稿をシェアします。
今年の「3つあるシリーズ」はお互いを引き立て合うパンとバターのセット!さらに素敵なメッセージだなと感じました。

春が来る!みんなで一緒に街に出よう!

自分の好きなパンはあるかな?

息子がダウン症で、年に1度この時期に日本ダウン症協会が実施するチャリティーを個人的に楽しみしています。
今年のテーマは「私たちの“ため”ではなく、私たちと“一緒に”」だそうです。

色んな人が“一緒に”遊んだり、自分達らしく安心して過ごせるようにしていきたいというフォレストの活動の一部分に通じると思いました。

記事の中で、“一緒に”を叶えていくために、地域や社会に出て知ってもらうことにも触れていました。
ダウン症の方が…となっていますが、どんな障害や特性を持っていても大切なことは同じですよね!

インクルーシブフォレストは色んな属性や年齢の集まっているグループなので、既に実行中とも言えるけど、これからも活動が盛んになって互いが互いを知る事が広がると嬉しいし、是非そうなるようにもっと活動がんばるぞ~と思いました!

お互いを知ることで、見える世界が変わっていく。
新しいコミュニケーションが生まれる。

出会いを創り、垣根を壊し、関係を繋ぎ直そう。
インクルーシブフォレストの今後の活動にご期待ください!

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