[Day.21] 留学②ニュージーランド:その2

こんにちは。チャレンジ21日目です。

書く時間がバラバラなので、書いたと思ったら書いてなかったり、書いてないと思って書いたら2日分書いてたり。笑

前回はメインのファームステイに行く前で終わってしまったので、その続きから。

数年前の記憶なので色々と曖昧なのですが、ニュージーランドは僕が訪れる数年前に大地震に見舞われました。そのため最初に訪れた街・クイーンズタウンは復興の最中で、瓦礫が積み上がっている箇所もありました。しかし、少しでも街と街の明るさを取り戻そうと、壊れた壁に大きな絵が描かれたり、至る所にアート作品が建てられたりしていました。困難に直面したからこそ「明るく復興」しようという国民性(考え方?)が個人的にとても素敵だなと思いました

そんなこんなで1週間を過ごし、ステイ先との約束日になりました。受け入れてくれたのは5人家族の家で、本格的な牧場ではなく、趣味(?)で行っている小規模な牧場でした。ご夫婦のうち、奥さんが日本人の方だったので日本語でコミュニケーションが取れてとても助かりました。家の隣に小屋(コテージ?)があり、そこに布団を敷いて寝泊まりさせてもらいました。

小規模とはいいましたが、牛が40頭(成牛20、仔牛20)いたので敷地はサッカーグラウンド4面分くらいはあったと思います。さすがニュージーランド。

主な仕事は草刈りと牛達の移動(気合いで追いやる)、子守りでした。"羊飼い"を期待していた自分にとっては少々イメージと異なる仕事内容でしたが、初めての経験ばかりだったのでそれなりに楽しく、充実した仕事でした。

40頭の牛達の他にペットの羊・ダグラスがいました。生まれた時から人といるので人に対して一切怖がる様子を見せず、犬と接しているようでした。しかし、ダグラスは実は"ペット"ではありませんでした。"食用"だったのです(ちょいホラー笑)。

「子どもたちに命の尊さを教えるため」に飼われていたダグラスは、1年後にはお肉になる運命だったのです。ちょっと寂しいなと思いましたが、命の大切さ・ありがたさを実際に学ぶという意味ではとても大事なことだと思います。ダグラスは今頃静かに眠っていることでしょう…。

その家では1ヶ月半ほどお世話になりました。そして次に向かった牧場は本格的に羊毛や生肉で生計を立てている牧場で、羊・牛合わせて数百頭も飼育していました。

続く〜

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