「特定技能2号」が現在の2分野→11分野へ拡大に

政府は、第16回「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」(令和5年6月9日(金)開催)において、外国人労働者が取得できる在留資格「特定技能2号」を現在の2分野から11分野へ拡大する案を閣議決定しました。

 現行制度では、在留期間の上限が5年の「特定技能1号」の対象は12分野となっており、このうち「建設」、「造船・舶用工業」の2分野が「特定技能2号」の対象となっています。
 今回、新たに「ビルクリーニング」「自動車整備」「農業」「漁業」「外食業」などの9分野が追加されることになります。
 なお、介護分野においては特定技能とは別に、既に「介護」という在留資格が存在するため、今回の特定技能2号分野追加の対象外となりました。

 「特定技能2号」は在留期間の更新回数の制限がないため長期の滞在が可能で、永住を目指すこともできるようになります。また家族の帯同も認められます。今秋にも新たな9分野の試験を開始し、合格者は来年5月以降、「特定技能2号」への在留資格変更が認められる見通しです。

【出入国在留管理庁HP】
外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策
https://www.moj.go.jp/isa/policies/coexistence/nyuukokukanri01_00140.html

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