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【 川崎〜龍飛崎 荒ぶる感電ツアー 】最終日その1 体調不良と感動の十和田湖

過去のブログ、2012年08月のものを掲載しています。文章が恥ずかしい感じです。

オーストラリア大陸を横断&往復するきっかけになった最初のチャレンジです。

ついに最終日。
上手くいけば・・・何事もなければ最終日。

走行距離は約863km。
龍飛崎まではあと190kmくらい。


日があるうちに着きたかったので、7時くらいにはホテルを出たのかな。
ここでも何故か空気が入らず、そのままの空気圧で出発。
荷物が重いのでなるべく高い空気圧で走りたかったのだけど・・・


近くのコンビニで朝食を食べ、いきなり始まる上りを走る。


まったく力が出ない。
昨夜のラーメンでカロリーが足りなかったのだろうか?
羊羹を食べ、とりあえず糖分を取りつつ走るが、本気でお腹が痛くなる・・・・


妙に前向きなのか、ただ気持ち悪いだけなのか、
「フフフ・・・・最終日、ドラマがあるね自分は・・・・デュフフフ・・・・」
っと考えてた。


気温は低い時で18度、それでも異常に寒く感じてた。


途中、なんだか雰囲気が良さげな神社を発見。


三宝荒神社。

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荒・・・・荒ぶっているのか!?


自転車を下り、神社へ。

木々が鬱蒼としていていい雰囲気だ。

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お賽銭をしようと思ったけど、入れる場所がなかった。
お酒とゴザがあったのだけど、誰か寝たりしていたんだろうか・・・・
「え・・・ちょっと怖・・・」

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あまり奥まで踏み入れると、何故か哲学ニュースで見るような怖い話のまとめに出てきそうな話を思い出し、引き返す事に。

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それにしても、本当に雰囲気がいい。
トトロに出てきそうなところ。

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そこからもこの道はずっと雰囲気がよくて、とにかく最高だった。
R282、かなりオススメ。

これはなんだろ?

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滝っぽくもなってた。

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自転車のいい所は、エンジン音もなく、自分の呼吸とタイヤやギアの音しかしないって事。

静かな山の中を走ると色んな音が聞こえて、川や滝の音が聞こえてきて、ふと見てみるとすごくいい景色を見る事が出来た。
これはエンジンがついていると気がつかない。


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飛び込みたくなるような滝!
(泳げないけどね)

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気温が高くてお腹が痛くなければ入っていたと思う。

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コケに覆われた木々。
もののけ姫に出てきそう。ロケがそのまま出来ちゃいそうだ。

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そして、個人的に妙にテンションがあがるのがこちら。


こういうのドキドキしない!?
するっしょ!?

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どきどきしつつも、お腹は超痛いのです。
そして、この峠がけっこうきつい。
普通の状態で走っても走り応えあるんじゃ・・・


発荷峠と言うらしい。

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休憩場所があったので、トイレ休憩。
身体の中のものが全部でた気がする・・・・・・・


している途中、扉を何度か開こうとする人がいた。


でも、出たら誰もいなかったし、車もいないし人の気配はない。


(((゜д゜;)))

き、気のせいだったんだろう・・・・

つらいつらい峠を越え、十和田湖が見えた!
ってか、めっさ綺麗だよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!


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まわりの山々も美しいけど、コレ、全部越えて行くんだよなと・・・・

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どこかのブログか何かで、「十和田湖は見ておけ!」って言うのを見た覚えがあり、それで十和田湖をコースに入れていたんだけど、本当に正解。
想像を絶する美しい景色と、コースが待っていた。

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当初の予定では八甲田山を越えるつもりだったけど、調子の悪さと、時間の都合で回避することにした。
(八甲田山ルートは+10km)


湖畔の道は、ブナかな?木々の木漏れ日と緑とか綺麗で綺麗で。
ここはサイクリングをしてた。
速く走るのがもったいない。

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高ぶる風景。

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感動した。
本当に綺麗で感動した。

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ついついベンチでまったり・・・・

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十和田湖、本当にオススメ。

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十和田湖と言うか、R282がオススメ。
岩手辺りまで輪行で来て、そこから走りにきたら最高かも。
ただ、かなり走り応えもあるのでそこはがんばりましょう。

山中湖とか比にならない。
交通量が少なかったと言うのもよかったのかも。
交通量の多い時間(があるか分からないけど)だと路肩がないので走るのは厳しいかも。
※その後の道で十和田湖へ向かう車をけっこう見たので。

んま、夏の早朝がいいかなと。
秋はもっとすごいらいいよ!
(龍飛旅館のお姉さん談)

そんな感じで十和田湖を楽しんでいたんだけど、途中からの本気峠道がすごかった。
あざみラインとは言わないけど、明神峠をほんの少し緩くしか感じの道がずっと続く。

これ、体調良くて荷物なくても辛いぞ。
でもレースしたらかなり楽しくなりそう。

インナーローが重くてしかたなかったけど、上るしかない。


大量の汗を流しつつ、
「なんで自分はこんな辛い事をしているんだ・・・・」
っと一瞬思うけど、本気でバカをやる為。龍飛崎で龍飛崎を聞くためとすぐに気がつく。

それさえ思い出せば重たいペダルも回せるってもんです。


次回、川崎~龍飛崎 荒ぶる感電ツアー最終日編 その2。
虹の湖と十三湖の向かい風。


復活した男。
やっと見えた龍飛の看板と、龍の背。



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