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【 川崎〜龍飛崎 荒ぶる感電ツアー 】最終日その3 紫推しのモノノフだから。

過去のブログ、2012年08月のものを掲載しています。文章が恥ずかしい感じです。

オーストラリア大陸を横断&往復するきっかけになった最初のチャレンジです。

しばらく眺望台で龍飛崎を見てた。
ここからは下り基調だ。
この場所より高い山はとりあえず見えない。


さっきまで地獄のような苦しさを味わっていたんだけど、もうそんな事は忘れいて、目の前にある龍飛崎を見てなんだかクリアな気持ちになってた。


雨の下り。
空気が入らなかったせいで空気圧が低かったのだけど、そのお陰もありしっかりグリップさせながら下れた。
ここで落車したら・・・なんてネタは必要ないし、多分落車して鎖骨折ってもそのまま龍飛崎へ行ってたと思うし、多分そうする。


しばらく下り、少しの上りが入るが、クライマックスが近いのを感じているので気持ちは高ぶってるし、脚も下りで回復していたのでなんとか上れた。


それでもツライと言えばツライ。でも楽しい。
日本青年館のももクリ、ももいろパンチの始まりでポーズを決めて曲が始まるまで耐えている紫色の方の苦しそうだけど楽しそうな表情で上ってた。
※分かりやすい!

ホテル龍飛って、こんなところにあったのか。
この日はここに泊まろうと思っていたけど、車がけっこう止まっているので空いているか怪しい。

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風の岬 龍飛。
津軽海峡 冬景色。
ボタンを押すと流れます。結構な音量で。

龍飛崎のマーク。
風と波が表現されているのか、龍飛崎にピッタリでかなりいいデザインで素敵だと思った。

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自転車でも一番上まで行ける。

振り返ると、「本州が全部見える」
ここから先は全部本州。


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そう思うと、なんか凄い。

川崎から1000km走って、やっと着いた津軽半島龍飛崎。
達成感で涙が出そうになった。


やりきった感。フィ~

ここまで一緒に走った「赤い彼女」もトラブルなく持ちこたえた。

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ランドナーとかの方が荷物詰めるし、旅はしやすいかもしれないけど、やっぱり乗り馴れているのが一番だなと思った。
サドルもカーボンのクッションなんてほぼないヤツだけど、これが合ってるし。

龍飛崎、まずは必死に記念撮影。

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お、なんか打ち込んである。

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地獄の眺望台にて一緒だったおっちゃんと合流。
ここでも写真を撮ってもらった。

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「お~抱きつけ抱きつけ!せっかくやからな!(関西の方らしい)」

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右手で「飛」を隠してしまっていたか・・・・

でも、ちょっといいトコ見てみたかったので、こういう写真が撮影できてよかった。


この写真を見て、自分の顔が焼けたと再認識。
めっさ色白だったもので。


あかりんくらいに。

あらかた撮影を終えたくらいで、また小雨。
お疲れさまのレイニーです。
タイミングいいな!

そして、ついに・・・・・


龍飛灯台のベンチに座る。
重くいフロントバッグからiPodを取り出す。

重量なナノの方が軽いが、画面が大きいのはタッチ。
写真が撮りやすいだろうということでこっちにしました。
(走行中は音楽禁止だよ)

西武ドームで自分はバカになれなかった。
だからなんとしてでもやりたかった。


青森県の津軽半島、風の龍飛崎にて高城れに「津軽半島龍飛崎」を聴く。


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音量は大きめだ。


「・・・・・・ついにやった・・・・」

龍飛崎で龍飛崎を聞くという特別感。
真面目に本気でバカをやった。やりきったという達成感。


雨の中、リピートして何回も聴いた。


「あの人、なんでこんなところで雨の中、音楽聴いてるんだろ?」
って周りの人は思っただろう。

世の中には変なヤツがいるのです。


充実した時間を過ごし、とりあえず宿を探しつつお腹に何か入れたい。
龍飛崎にはお土産屋さんが三つならんであり、その真ん中のお店の中から声をかけられた。


「お兄ちゃん、ちょっとおいで!いいもの上げるから!」


(お土産の誘いかな?荷物増えるから買えないよ・・・・でもなんか試食かなんかならしとこ)

自転車を置くところを探していたら、お店の中に置かせてくれた。
そして、おばちゃんからもらったものは・・・・・

これは仕込みなんだろうかと思うくらいのもの。


お稲荷さん。

タッパーに入ったお稲荷さん。
お土産とかの試食ではなく、お稲荷さんだ。
おばちゃんの手作りの。

稲荷神社が大好き。
チームジャージや、今回のモノクロジャージなどにもお稲荷さんをモチーフにしたデザインを必ず入れているし、何かデザインをする時はイナリデザインと言っているくらいお稲荷さんが好きだ。

龍飛崎、ゴールをし、レイニーの中でお稲荷さんをいただく。
きっと神様の仕込みだ。お参りしててよかった。
ありがとうございます。

「たっぴの母」と呼ばれているらしいおばちゃんのお稲荷さんはとても美味しくて。
売店で売ってたこんにゃくのおでんも美味しかった!

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5本くらい食べたかったけど、1本しか食べる暇がなかった。
ずっと話しかけられていたので。

どこから来たの?って言う質問は、どこへ行っても大体されるんだけど。

「今別からきたの?」
「いえ、十三湖の・・・津軽方面って言うんですかね。」


「・・・・・・・・お兄ちゃん、あの道通ってきたの!?」

地元の人でも引く道だったらしい。

「今夜はどこに泊まるの?」
「いや~決めてないんですよ。そこのホテルにしたかったんですけど、空いてるかな・・・?」
「ん~もう空いてないと思うよ。」
「・・・・・ま、まぁどこか走って見つけますよ(半泣き)」

「よっしゃ!知り合いいるからおばちゃんが聞いてみるわ!」
(その展開をちょっと期待してた!)

探してもらった宿泊先は「龍飛旅館」です。
龍飛崎の宿泊先で探すと、ホテル龍飛か、龍飛旅館が出てくるんだけど、ずっと旅館の方に泊まりたくて。
運がよかった。


今夜の宿を無事に決められ、安心。
お土産をじっくり探す。

ザ・お土産!

っと言う感じの、龍飛崎ステッカーを購入。
あとはこのお土産屋さんオリジナルの龍飛崎 灯台まんじゅう。
海産物とか色々買いたかったのだけど、荷物がね・・・・

実は閉店ギリギリでレジ締めをした後だった。
それでもお会計はしてくれて、「たっぴの母」ではないおばちゃんにウインクをされた。


「おまけしとくね★」

政子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(仮)


おばちゃん、またくるよ!


龍飛崎へ行った際は、真ん中のお土産屋さんをオススメします。


暖かいおばちゃん達に見送られ、10kmくらい先の龍飛旅館を目指す。

「ちょっと遠いけど、お稲荷さん食べたからエネルギーは保つね!」
っと、台本があるような台詞を言うたっぴの母。

仕込みじゃないよね?
ホントにちょうどいいくらいの補給食になったけど・・・・・


エネルギーの事を心配してくれるってなかなかないと思うんだけど・・・・


仕込み?

とにかく、ここからはパレード走行だ。
相変わらず不安定な空模様だけど、大丈夫だ。問題ない。

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こう言うトンネルを見るとテンションが上がる。

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海にはそそる神社的なものがあった。

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意外と遠いな・・・・
っと思いつつ、ここで迷子にはならないだろうと思ったけど、とりあえず携帯で位置を確認しながら走行。
GPSって便利。

そして、無事に龍飛旅館へ到着!

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■川崎~龍飛崎 荒ぶる感電ツアー
大湯温泉郷から龍飛崎
距離:185.51km
タイム;11時間13分21秒(移動時間:7時間26分20秒)
平均速度:23.7km/h(移動平均:24.9km/h)
獲得標高:2689m
カロリー:5838kcal

ガーミンのデータをみると、最後の峠の速度が10km/h越えてない・・・


次回、川崎~龍飛崎 荒ぶる感電ツアー。帰省編。
向かい風。帰りたくない。




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