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LGBTマーケティングってなんだって思ったから考えてみた

上手く伝えられないんだ。LGBTとマーケティングを合体していろんなことがしたいっていうと、当事者の人にはきっとLGBTを金もうけに使うなって言われてしまいそうだと思う。

私は、Xジェンダーで、女性と付き合っている。つまり当事者である。そんな私がなぜLGBTとマーケティングを合体して、なにがやりたいのかなるべく論理的に書いていきたい。

私は、普段大学生をしていて、主にマーケティングに興味を持っている。マーケティングの中でも消費者マーケティングとコミュニケーションマーケティングが好きだ。あと、心理学とジェンダー論も好きで学んでいる。

まずマーケティングでは、STPが大切である。

S セグメンテーション

T ターゲティング

P ポジショニング

ここがしっかりしてないと、なんにもうまくいかない。

人もとても多様化して、いろんな生き方がある今の社会にはマスマーケティングはもうつかえない。

マスマーケティングとは、画一的な商品をみんなに提供するようなマーケティングだと思う。

サブスクリプションとか自分でカスタマイズするのが今の流行りになってきている。スモールマスマーケティングが大切である。

ワントゥワンマーケティングとかスモールマスとかは、1対1とか100人とかそれぞれの好みに適したものを提供するマーケティングである。


そこで、わたしが思うのは、男性と女性という二元論的な考え方で今までの社会制度、商品、サービスは展開されてきたなら、まだそこにカテゴライズされない人に対しての社会制度、商品、サービスは市場として空いてるじゃん!!ということだ。

もちろん、利益をあげるのは目的のひとつだ。なぜなら、もっとよりよいものをつくるには、お金、資本は欠かせない。社会を変えるには、力や有名かどうかも大切だからである。

市場規模も良くて、しかもだれかの役に立てるならやらない手はない。パイオニアはやっぱり強い。早いほうがいい。

なにをしたいのだろうか、具体的に何をしたいのか、たくさんある。

例えば、女性の体でも心が女性じゃない人は、生理が女性であることを自覚させられて嫌な現象だって感じてるかもしれない。私は思う。

それなら、生理用品を女性らしくしない、そのときくらい休める制度をつくってひとりでゆっくりできるようにする、こそこそ隠すものじゃないようにオープンにする。そんな感じだと私は嬉しいなって思う。

例えば、料理教室で女性ばっかりで男性が通いにくい。男性が男性を好きで手料理つくってあげたいとか、思ってるかもしれない。女性だから花嫁修業で料理やってるのねとか、心無いことを言われたりするかもしれない。

男性だろうが女性だろうが、ただつくりたい、性別なんて関係ない。料理を女性のものにしなくてもいいと思う。私は、料理教室に通っていて感じた。まだまだステレオタイプは根強い。

これって、LGBTマーケティングなのかってきかれると少し違うのかもしれない。ただ、LGBTやXジェンダー、アセクシャル、などのマイノリティの人たちが生きやすい世の中を作ろうとすると、とても性別って意味のない要素だと感じる。

LGBTの人に配慮した制度をつくるって、つまりは、性別をなくすことだと思う。ただの人、そこにいろんな個性や考え方がのって、AさんBさんみたいに個人になる。マジョリティが多いと、異性愛とか結婚とか子供とか当たり前が横行するけれど、そこに違和感や異論を唱えて、人それぞれ違うよって広めていきたい。

自分と違うものを受け入れるのって、人は拒絶しやすい。でも、そんな拒絶する人だって、他の人と完ぺきに同じではなくてマイノリティなところも持ち合わせていると思うのだ。だから、みんなマイノリティだ。ただ、性的指向はマジョリティだっただけ。そんなふうに思う人が増えてほしい。

あなたも、マイノリティになってとかそんなことは言わない。ただ、そんな人もいるのかって、脳みその戸棚にいれてほしい。わざわざ配慮とか特別扱いしろとか言わない、ひとりの人で、それは個性であり、特徴だと思ってほしい。

遠い知らない世界で自分と関係ないだなんて、思うのはやめてほしい。近くにいるよ。

フラットに、性別を意識しなくてもいい感じに変わってほしい。ただのお菓子が好き、足が速い、すぐ寝れるみたいなただの特徴のひとつになってほしい。

「ほしい」って自分勝手だな。じゃあ、変えてやる。こういうふうにフラットな日本をつくってやる。野心はもってても悪いことない。



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