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心の変化

出来事に対する心の状態は変わります。特に不幸なときの心の変化は概ね下記の各段階に当てはまります。
神様、どうか…と何かにすがる気持ちになったことはないでしょうか?

の変化

第1段階ー否認
「そんなはずはない」「何かの間違いだろう」というようにあるできことの事実を否定するが、否定しきれない事実であることがわかってきても、事実を否定し、事実を肯定している周囲から距離をおき、孤立することになる。(「否認と孤立」段階ともいう)

第2段階ー怒り
拒否し否定しようとしても否定しきれない事実を宿命だと自覚できたとき、「なぜ私なのか」という「不幸の根拠」について強い怒りを持って問いかける。このとき、当然そのような根拠は見つからない。

第3段階ー取引き
「神様どうか助けてください」「病気さえ治ればもしくは、あの人の気持ちを元に戻せるなら何でもします」などと何かと取り引きをするかのように、奇跡への願いの気持ちをあらわす。

第4段階ー抑うつ
第3段階の取り引きが無駄であることを知り、気持ちは滅入って、うつ状態に陥ることもある。

第5段階ー受容
不幸を恐怖し、拒否し、回避しようと必死であったのが、不幸は何か別のことかもしれないという心境が訪れる。人によって表現は異なるが、生きているうちに必然的なものであるという認識に達するとき、心にある平安が訪れ、「不幸の受容」へと人はいたる。

この5段階を一言で表現すると
「時間が解決してくれる」ということですね!

私ですか?
そうですね…
私は5段階の「受容」の段階まで比較的に早く辿り着きますが、4段階「抑うつ」に行ったり来たりしながら自分を責めるタイプです。
時間が経つだけじゃダメで、自分の中でケジメをつけ公表?しないと前になかなか進めない…

この心の変化は、アメリカの精神科医キューブラーロスが終末期の患者の心理を5つの段階に分けて示したものですが、死だけでなく全ての不幸に当てはまるような気がして書いてみました。

Care&care INAMU

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