環境を恨むのは、何も知らなかっただけなのかもしれない。
「このクラス、全然楽しくない・・・」
「この上司、マジで終わってる・・・」
「なんでこんなに、俺はついてないんだろう?」
自分の置かれた環境が良くないと、こんなことを思ってしまいます。
以前までは、僕も運の悪さを嘆いていましたが、ここ最近は、あまり嘆かなくなりました。
多分、僕の人生は、周りの人たちから羨ましがられるような人生ではなかったと思います。
ただ、それを嘆いたところで、僕の人生は少しも良くなりません。
本気で愚痴を言うたびに、友達に気まずい思いをさせたり、黙らせたりするだけで、何も良いことはありません。
ましてや、愚痴を言って状況が悪くなることはあっても、良くなることはほとんどありません。
だから、環境を恨んだって、しょうがないのです。
さすがに愚痴を一言もこぼさないのは難しいですが、今の僕は、心から自分の環境を恨むことは、ほとんどなくなりました。
この考え方に到達するまでは、とても時間がかかりました。
頭ではわかっていても体は正直なので、不満をこぼさずに生きるのは、なかなか難しいのです。
そんな性格だった僕が、今の環境を恨まなくなったのは、とあることを体験してからのことです。
環境を恨みたくなるのは、自分が何も知らないだけだったんです。
知ることで、恨みはなくなり、穏やかな気持ちで前を向けるようになりました。
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