沈黙が怖い
美来「自分が長い時間喋っているとさ、沈黙が怖くなる瞬間ってない?」
千葉「確かに、あるかも。」
榎本「うん、そうだなー。」
美来「沈黙が怖いから、喋り続けてしまうんだけど、無理やり喋っているから、自分の思ってないことを言ってしまったり、余計なこと言ったりして・・・」
榎本「・・・・・」
千葉「・・・・・」
美来「・・・まぁ、お前らがこうやって黙り込むから、この癖は治らないけどな!」
千葉「余計なことって、ただみんなをディスってるだけさ。」
榎本「ただただ、性格が悪いな。」
美来「いやいや、でも、本当のことだし・・・!」
千葉「だとしても、人を傷つけるのは、ダメだって!」
美来「お前らも、自分が喋っているときに沈黙がきたら、そうなるって!」
榎本「だとしても、そんなに性格は悪くならないぜ!」
美来「・・・・・・」
千葉「・・・・・・」
榎本「お前、調子乗るなよ!」
千葉「なんで暴力よ!しかも、俺だけに・・・」
美来「ハハハ!俺よりも、よくないぜ!笑」
榎本「千葉くんの目が、挑発してたから!」
千葉「いや、それはもっと、性格悪いぜ!」
榎本「黙れよ!お前ら、俺のことを見下してる!」
美来「ほら、こんな感じになるんだって。沈黙って、人を変えてしまうんだよ・・・」
千葉「それにしても、これは性格悪すぎるけどな。榎本の方こそ、俺を見下しているから、暴力振るっているだろ・・・」
榎本「・・・・・」
美来「・・・・・」
千葉「・・・・・・・・・・・・・・・」
美来「いや、沈黙をやり続けるのは、一番ダメ!笑」
榎本「こりゃ、社会人失格だな!笑」
千葉「・・・ごめん。」
美来「まぁ、沈黙は、なるべくやめよう。」
千葉「そうだね・・・。」
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