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自分だけが頑張っているのは、楽しさが伝わっていないから。

僕は、人生で何度も「自分だけが頑張っている」という感覚に陥ってきました。

学校行事、アルバイト、仕事など、自分だけ頑張っていて辛いと感じて、周りの人に対して不満をあらわにしたり、空回りして精神的に疲弊していました。

そんなとき、ネットで解決策を探すと、「真面目過ぎる」「完璧主義」「頑張っているのはあなただけじゃない」などと、さらにイライラを増幅させるような言葉しかなく、僕はそのたびに落胆していました。

「こういう悩みは、一生付き合っていかなくちゃいけないのかな・・・」

しかし、あまりにも同じ悩みを繰り返すので、ここはじっくり時間をとって考えてみることにしました。

なぜ、自分だけが頑張っているのか。そして、どうして自分だけ頑張っていることに不満を抱くのか。

自分だけ頑張っているのが事実だとして、周りを頑張らせるにはどうすればいいのか?

毎日、そんなことばかりを考えて1ヵ月。

僕は、ある一つの結論に辿り着きました。

自分だけが頑張る理由は、自分が頑張った方が楽しいからだ。

僕は、誰よりも「楽しみたい」「楽しくしたい」「楽しませたい」という気持ちが人一倍強い人間です。

頑張り屋と言われる人は、基本的にこの気持ちが強いと思います。

だから、楽しくできなさそうなことに割く時間はなるべく減らして、楽しくできそうなことに割く時間を増やそうとします。

その結果、自分だけが頑張っているという状態になりがちなんです。

つまり、頑張りすぎで悩んでいるということは、それだけ楽しんでいるということなんです。

そもそも楽しくないことは、最低限しか頑張ろうとしないし、辞める方法をなんとか考えます。

ただ、どんだけ楽しいことでも、周りの人が自分と同じ気持ちじゃないと気づいたら寂しく感じるし、不満を言われると「そんなこと言うなら、お前も俺ぐらい頑張れよ!」と怒りをぶつけたくなります。

じゃあ、自分の頑張る量を減らすことができるかと言われると、そんなわけにもいきません。

やりたくないことから逃げれるし、誰かを楽しませると嬉しいし、能力は上がっていくし、成功体験も失敗体験も貯まるし、何より自分が楽しい。

周りから「頑張っている」と言われると、つい自分でも苦労しているというふうに解釈してしまいがちですが、本当は楽しんでいるだけなんです。

自分だけが頑張っている状態というのは、いわば、自分だけが楽しんでいる状態とも言えます。

他の人たちに、楽しさが伝わっていないだけなのです。

自分だけが頑張りすぎていると感じているときに、僕がやるべきことは、楽しさを伝えることなのかもしれません。

考える楽しさ、能力が上がる楽しさ、経験を積む楽しさ、完成する楽しさ、喜んでもらう楽しさなどを独り占めせず、一緒に味わうことが大事なんです。

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