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結局、君だと分かってる。
いつもは降りない通過駅。
人に触れたくて降りてみる。
重たい扉をこじ開けて、平気な顔して席に着く。
「家、この辺なんですか?」とか聞かないで。寂しいだけで来たんだから。
知らない人と飲み明かしたけど、何か足りない気がしてる。
終電間際の電車に乗って、君のことを思い出す。
誰にも話せなかったことを、君には聞いてほしくなる。
結局同じなんだけど、今夜は君に電話しよう。
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