グッドアンサー
どうか、どうか。僕の答えが正解でありますように。
いつか、いつか。誰かを幸せにする答えでありますように。
毎日が雪みたいだ。毎日が夜みたいだ。眩しい光が見えてくる前兆のようだ。
毎日頑張っていた。毎日泣き止んでいた。
あなたを守るためにそこで息をひそめた。
愛の切れ目には、小さな幸が起こるんでしょう?
何も見えないが、ひたすら陸が続くんでしょう?
かけがえのないあなたの情熱を、世界中が冷ましてくれる
絞らずにまき散らしていいんだよ。怖いのは自分自身だ。
そうだ、そうだ。最後にあの公園にでも行ってみよう。
ちょうど、ちょうど。この辺であなたのことを考えていたんだ。
あいにくここまでですね。あいにくお別れですね。
泣き顔を見るのもこれで最後になりますね。
いよいよ幕開けですね。いよいよ出発ですね。
足を取られるように僕たちは背を向けた。
愛の切れ目には、笑顔のワケが分かるんでしょう?
何も言えないが、それでも意味は伝わるでしょう。
情けないあなたの情熱を、自覚して未来に向かう。
涙には意味なんてないんだよ。変わったのは頭の中だ。
どうか、どうか。僕の答えが正解でありますように。
いつか、いつか。あなたを幸せにする答えでありますように。
面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!