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「何かを変える」が、最も難しい。

一人で苦しさを感じる時は、いつも同じような場面にいます。

それは、自分が「何かを変える」ために頑張っているときです。

結果を出すために、技術を習得するために、相手の気を惹くために、収入を増やすために、今の苦労から抜け出すために、自分を変えるために…。

そこに立ち向かっていく時は、必ずと言っていいほど「平等と不平等」、「出来不出来」、「若さと衰え」など、他人と比較して落ち込みやすい現実を直視しなくちゃいけなくなります。

他人はできて、自分はできない。

そうして比較してしまうと、自分がひとりぼっちになった感覚になります。

自分一人がすごく頑張らないといけないと思うと、体はどんどん重くなって、体を動かすのが億劫になっていきます。

そんな思い込みに負けじと頑張ろうとするのですが、途中でパンクしたように動けなくなってしまいます。

そうした結果、「どれだけ頑張っても、今の現状を変えることは出来ない」と諦めたくもなります。

そしてまた、変わりばえしない現状に戻っていきます。

このサイクルを繰り返していると、永遠に苦しさが続きます。

ただ、このサイクルの仕組みが分かれば、「何をどうすればいいのか」という解決方法は明確です。

一番大事なのは、「他人と比べずに、自分が変わり続けること」です。

ただ、他人というのはどうしても存在を消すことはできないので、それと完璧に比較しないというのは難しいかもしれません。

だとしたら、せめて「変わり続けること」を止めないようにするしかありません。

たとえ、他人のレベルに追いつけなかったとしても、有言実行はできなかったとしても、長い時間は続かなかったとしても、ほんのわずかでも現状を変えたのなら、その自分の姿を見逃してはいけません。

現状を変えようとして取り組んだだけでも、評価すべきことです。

だって、「何かを変えること」は、自分一人という単位でも難しいことです。

目に見える結果が分かりやすいのは確かですが、目に見える結果だけが「何かを変えること」ではありません。

自分の目標のために、時間を作ったこと、努力したこと、少しでも取り組んだこと、何かを犠牲にしたこと、できないのにチャレンジしたことなど、嫌なのに他人との差を直視して分析したこと、それだって「何かを変えた証」になります。

ほとんどの人がやりたくないことをやっているんです。

だから、自分を嫌いになる前に、何かを変えた自分を見つけましょう。

難しいことをやり続けている自分を誇らしく思いましょう。

結果がどうであれ、難しいことに取り組んでいる時点で、その人たちは魅力的に変わっているのですから。

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