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短所を認めたら、それは個性に変わる。

僕のnoteをたくさん読んでいる人なら知っていると思いますが、僕のnoteは、自分の友達の話が多いです。

そこまでたくさんの友達はいませんが、数少ない登場人物の中で、気づけることがたくさんあるので、それを題材に話を展開することができます。

いまいち仲の良くない友達だと、ここまで話が展開できないでしょう。

これが、出会ったほとんどの人と仲良くなれば、もっと話すネタが増えていくのでしょうが、残念ながらそうはいきません。

僕と仲良くなれるのは、やはり少数で、なんなら年々減少しています(笑)。

どうして、友達が少なくなっているのか。

僕は、今まで意識していなかったのですが、友達にはあることを求めていることに気がつきました。

僕が友達に求める条件は、自分の短所を認めていることです。

もっと言えば、自分で自分の短所が分かっていて、そこに文句を言われても反論しない姿勢を持つことです。

例えば、小学校からの同級生で怠け者の千葉くんの短所は、怠慢、ビビり、配慮の足りなさ、食べ過ぎ、ケチなど、挙げればきりがないですが、彼はそれを認めています。

だからこそ、そこにツッコまれても何も文句は言いませんし、僕が短所にまつわる話をすると、一緒に笑って、そこを直すことはほぼしません(笑)。

僕の前で、その短所を思う存分発揮してくれるからこそ、僕はそこに怒りや呆れや戸惑いを感じ、最終的には笑いや気づきに変えて、皆さんにお届けしています。

千葉くんの話をすると、「面白い人が周りにいるねぇ~!」と誰もが千葉くんを褒めてくれますが、それは彼が短所を出してくれるから面白く見せることができるのです。

もちろん、その短所を嫌がる人もいると思いますが、僕は彼の短所が出れば出るほど、面白いと思い、ワクワクしています(笑)。

そこを指摘された時の、彼の認めざるを得ない表情や、半端に落ち込む感じなど、そのどれもが面白おかしいです。

ただ、基本的に人は、自分の短所を認めたがりません。

僕が面白いと思って指摘した短所は、相手にとっては目をそむきたい現実だったりするのです。

そこを自分の個性だと思って認めれば、周りの人も一気に接しやすくなるし、自分の面白さをみんなが伝えてくれるのに、自分の理想像と違うという理由で、隠そうとしてしまいます。

僕は、その姿勢が分かってしまうと、「これ以上は、仲の良い友達にはなれないんだろうな」と諦めてしまいます。

僕としては、その人のここが面白いと伝えたいだけで、プライドを傷つけるために言っているわけではないので、それ以上は短所を言うことを我慢して、かえってストレスになります。

短所を認めるというのは、確かに少々残酷なところがあります。

しかし、それを個性だと思うことで、とても生きやすくなります。

当然、僕も周りの友達に短所を指摘されることがあります。

最近、僕が言われた短所は、「自分が面白いと思ったら、とことん人間性を失うこと」です。

例えば、高いところから飛ぶバンジージャンプ。普段の僕は、そういうのをやりたいとは全く思いませんが、ビビりな千葉くんにバンジーを飛ばせるためなら、僕は数秒で飛びます。

人の面白い部分を見るためなら、僕は基本的に何でもします(笑)。

自分が人間性を失うと信じたくないですが、その短所も本当の僕だと思うので、無理に隠すのではなく、良い個性だと思って、これからも自分を愛していきたいです。

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