たくさん喋った分だけ、仲良くなれるわけじゃない。
僕は、名言っぽい言葉を見つけるのが趣味の一つなのですが、その中でも友達や知り合いのツイートを調べるのが好きです。
最近探した中で、最も心に刺さったのは、高校の同級生の代々木くんのツイートです。
そんな彼が最近つぶやいた、渾身のツイートはこれです。
「いっぱい話すと、いっぱいいいし、いっぱい悪いな」
僕個人の解釈ではありますが、人間は、喋れば喋るほど気持ちが良くなると同時に、ある時点を越えてくると、一気に辛くなることがあります。
喋る時間が短すぎると、「あれを言えばよかった…」という後悔が押し寄せてきますし、喋る時間が長すぎると、「あんなこと言わなければよかった…」という後悔が押し寄せてきます。
こればっかりは、その時その場の状況も関係してきますし、計算もできませんし、コントロールが難しいです。
おそらく、僕がいろんな人と社交的に話さないようになったのは、これが理由かもしれません。
昔から知っている人なら、大体は喋りすぎても疲れにくくできています。
同じ教室にいるのが当たり前だったので、そもそも長時間一緒にいることに慣れきっています。そのため、久しぶりに会ったとしても、喋りすぎたことに対してあまり後悔は抱きにくいです。
しかし、同じ空間で共にした時間が少ないと、その人がどのぐらい喋るか分かりませんし、どのぐらいの時間を一緒に過ごすとしんどくなるかは、その都度その都度で見極めなくちゃいけません。
その距離感のコントロールをし忘れて、楽しく話しすぎてしまうと、いつしか余計な発言をしてしまい、相手を傷つけたり、雰囲気を悪くしてしまうことがあります。
特に僕は、仲良くなりたい人がいる場合、喋りすぎてしまうことが多いです。
仲良くなるためには、喋ることは必須です。だったら、長く喋れば喋るだけ、人と近づくことができると思っていました。
その時間は、その人を独占できるので気分が良いですが、あまりにも自分が話しすぎて、自分の悪い部分が出てしまうと、後悔の念から「もう二度と会いたくない…」と思ってしまいます(笑)。
なので僕は、社交的なコミュニケーションは、ほぼ諦めています(笑)。
代々木くんは、リアルに友達が1000人以上いる人なので、その辺のコントロールが特に上手いです。誰とでも丁度いい時間だけ話しているイメージがあったのですが、このツイートをしたときは、たまたま上手くいかなかったのかもしれません。
もしくは、そういう話とは、全然関係ないのかもしれませんが(笑)。
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