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探しても見つからないものは、自分の中にある。

「趣味はなんですか?」

この質問は、無趣味の僕にとっては、かなり答えにくい質問です。

平日はnoteを書いているので、「文章を書くことです!」と答えてもいいのですが、それはもはや通常の作家業でもあるので、趣味とは言い難いです。

では、日ごろから楽しんでいるエンタメ作品を言うのはどうだろうか。

テレビやラジオ、映画やアニメは趣味といえるだろうか。

いやいや、放送作家をやっていたら、番組をチェックするのは当然のことだし、流行の映画やアニメもチェックしておかないと、話題についていけなくなる。

そうなれば、これも趣味とは言いにくくなります。

収益化することと全く関係なく、心が震えるような趣味は何だろうか。

僕は、完全なる趣味を探すためにいろんなことをやってみたのですが、なかなか見つかりませんでした。

しかし、ここ最近、ようやく趣味と呼べるものが見つかりました。

それは、ゲームセンターに行くことです。

最近は、「趣味はなんですか?」と聞かれると、「ゲームセンターでゲームをすること」と答えています。

おそらく、これからもずっと、ことあるごとにゲームセンターに行くでしょうし、趣味の欄には真っ先に「ゲームセンター」と書くでしょう。

なぜ、ゲームセンターが揺るぎない趣味になると思うのか。

その理由は、趣味探しを諦めたタイミングでハマったことだからです。

趣味を探していると、自分に合わないものをやってしまうケースが多いです。

自分に合うものを探すために冒険をし続けると、休日なのに休んだ気がせず、あまりリフレッシュできていない状態で、仕事に向かわないといけなくなります。

もちろん、新しい体験をすることは大事だし、それをきっかけに趣味になることもあるでしょう。

しかし、安定的に自分が楽しめるものを持っておくことも大事なことです。

そして、その安定的な趣味は、もう既に出会っている可能性もあります。

僕の場合は、小学生の頃から友達とゲームセンターに行ったり、一人でゲームセンターに行くことが好きだったので、「ゲームセンター」=「楽しいもの」という感覚が身についています。

楽しみ方も熟知しているし、心が震えた経験だって何度もしています。

大人になると、選択肢が増えるので、もっといろんなことがしてみたくなって、ゲームセンターに行くことが減っていましたが、大人になった今でも、楽しいものは楽しいのです。

どれだけ探しても見つからないものに限って、自分の中にあったりするものです。

楽しいと感じたものは、いつまでたっても楽しいのです。


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