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【VUCA(ブーカ)時代とは?】観察と実験の繰り返し

みなさんVUCAという言葉をご存知だろうが?

VUCAとは、先の予測が非常に難しい時代。未来を予測できない時代になっている状態を表す造語である。

VUCA
・V:volatility(変動制)
・U:uncertainty(不確実性)
・C:complexity(複雑性)
・A:ambiguity(曖昧性)

この4つの頭文字を組み合わせてできた言葉がVUCAである。
元々は軍事造語として使われていた。

今の時代本当にこの先に何が起こるかわかりません。予測がわかりにく時代です。みなさんの予想を超える、または予想もしていなかったことが次々と起こっています。まさにVUCA時代を私たちは生きているのです。

コンピューターの発達

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 私たちの生活は便利になっています。そして世界中に簡単に繋がれ、あらゆる情報をスマホ一つで知れてしまう。コンピューターの発達のお陰です。しかし、コンピューターの発達スピードは我々人間の想像を遥かに超えてしまっています。ビックデータ、AIやロボットの発達。凄まじいスピードで成長をし、あらゆるサービスを生み出しています。それは私たちに便利な生活を与えてくれていると同時に、サービスを提供する側としては競争や、変化が求められることでもあります。

コンピューターの発達で今までなかった革新的なサービスが生まれ、既存にあったサービスはどんどん古くなってしまいます。

革新的なあるサービスや商品はひと昔前まではその寿命は数年あったとしましょう。しかしVUCA時代の今ではそれが数ヶ月、もしかしたら数日でコンピューターの発達によって簡単に塗り替えられてしまい、サービスや商品は売れなくなり、経営が苦しくなってしまう感じです。

自然の力

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 コンピューターの発達だけでなく、自然の力もVUCA時代を加速させています。今も勢力が衰えない新型コロナウイルスもそうです。また、日本では地震だったり、台風、豪雨も予想が極めて難しい自然の猛威を受けます。地球温暖化や地球汚染が進む今、これからさらに自然の猛威を私たちは受ける回数が確実に増えていくと言われています。

この他にも予測がしにくい、未来が分かりずらいことはあると思います。そんなVUCA時代を生き抜くにはどうしたらいいのでしょうか?

変化し続けるしかない?

 柔軟に変化をしていくしかないのかもしれません。ひと昔の常識はもうはや常識ではなくなってしまっているVUCA時代。数ヶ月前の普通すら普通ではなくなる時代。ノーマルが変化し続ける。もはやノーマルなどなくなるかもしれません。

そんな時代に過去のやり方すがっていても時代に置いていかれてしまう。時代はすごいスピードで、凄い複雑性を持って変化していく中で、その場に立ちすくしている暇はありません。

その為にはまずはアンテナを張って情報を取り続けなくてはいけません。情報社会と言われる今日、情報を取り入れるのは容易かと思いますが、ありふれすぎている情報から本当に必要な情報を手に入れることは難しくなっているとも言えます。しかし、じっとしていても時代に取り残されるだけ。それもあっという間に。

ゆっくり学ぶ時間すらもありません。

それじゃどうすれば?

走りながら学べばいいんです。

VUCA時代は何回も述べていますが、未来が全く予測できない時代です。そんな時代の中で計画通りにプランが進むとは限りません。限りなく進まないと思っていた方がいいかもしれません。その中でいちいち、目標に対して作業をやめて立ち止まって評価をして改善をしている暇すらありません。

とりあえず、問題に対して今できる事をアクションをしてみる。そしてそのアクションを実行し続けながら、走る足を止める事なく、改善を見つけ、改善していく。

実験を繰り返す

 アクションと考えるよりも、実験を繰り返していると考えた方がいいかもしれません。「何があっているのか?今この瞬間何が正解なのか?」はVUCA時代に予想するのは難しい状況の中、観察をし、実験を繰り返すしかありません。実験なので失敗はつきものです。しかし、それが実験の結果の大きな鉱石です。実験をやり続け、100個の失敗をしている人と、実験をせずに机上だけで考えている人のどちらがより良い答えを出せる確率が高いと思いますか?

VUCA時代だからこそ、未来がどうなるのかと恐怖を抱いてこもっているのではなく、じっと立ち止まっているのではなく、実験を繰り返す必要があります。そして観察を重ねて重ねて柔軟に変化していくことも必要な力です。

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