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ドライアイと瞼の外科手術

精密作業のお仕事の方は、目をかなり酷使します。老眼鏡をしても、ものが見えずらいなあ…この症状が長く続き、やっと受診したら
瞼の手術適応だった。という話をします。
ペンネーム パステルABCDさん
もうすぐ50代になる方のお話です🖍️

パステルさんは、ここ数年、
老眼とドライアイが悪化。
老眼鏡が1から2.5に一気に進んでから精密線画が描けなくなりパステル画に移行しました。

瞼が二日酔いみたいにいつも腫れており、
初めはおでこの筋肉を上げる事で、目を開けていました。
どんどんひどくなり、3Mテープで瞼をつって目を開けておく日もあり、いつも泣いたあとのように充血が治らない。
さらに、疲れてくると二重にモノが見え、頭痛、吐き気、たくさん寝ても朝起きられず、いつも疲れている。うつ病かな?とも感じたそうです。老眼鏡が合わないのも気になっていました。
老眼鏡は通常は1。仕事中は2.5。二つ持ちの生活でした。

よく見える老眼鏡で見続けるときのデメリットは、正しい情報量が深刻すぎること。
見えすぎても吐き気がしますので、
生活が不便になっていきました。

パステルさんは、
美容外科、眼科、内科を受診。
美容外科では何十万もかかるような、眉下切開、脂肪取り、切開二重手術と言われ断念しました。この時点で、美容外科への違和感を感じられて良かったのです。

眼科ではドライアイ、老眼、疲れ目ということで、ビタミン目薬を処方されるだけでした。

行き着いたのは瞼の専門外来でした。瞼の疾患や皮膚専門科は、眼瞼下垂や皮膚のたるみを保険適用で治療してくれますが、美容目的の整形手術とは異なります。
パステルさんの初診の結果は、眼瞼下垂症。目の腫れやドライアイ、浮腫みは甲状腺低下症の橋本病疑いでした。
診察は、小さなクリップで瞼を挟み、腫れて余った皮を計測。まばたき検査などや血液検査をしました。眼瞼下垂は慢性化した目の腫れのために、瞳を覆ってしまうほど視界が狭くなっており、たるんだ皮膚を切り取る手術になるそうです。怪談のお岩さんを思い浮かべて見て下さい。初診はここまで。

治療の経過は、
後日noteします。
(美容整形ではありませんが目に関するタグをつけています。ドライアイ、橋本病のための共有記事です。)