走るまえに絵を描く
7月9日30日目。
走りながら、固めていくことが多い。言い換えれば計画性の無さによるものなんだけれど、「良さそう」と思ったことはとりあえずやる。「楽しそう」と思ったことはとにかくやる。そういうふうにここ数年はやってきている。「走りながら、固めていく」と言ったものの、走り始めてからいまのいままで、固まっていないものもたくさんあったりする。
いまぶつかっている壁は「数人で走りはじめてみたものの、思ったものとちょっとなんか違う感じになっている」ということ。
一人ではじめられる小さなものは、自分の小さな手出しでとりあえずはじめられるので、いつ辞めたってかまわない。
それが、人と何かを始めるということは労働力であったり、そこに発生する賃金、そもそも初期投資も必要だ。もっと言えば税金やら社会保険、挙げだすとキリがないくらい必要な費用が出てくる。
さらに言えば、何をどうやって、どの程度の規模でどれくらいやれば成功と言えるのか、それぞれのメンバーですり合わせておく必要もある。そこがズレていると途中で軌道修正するの、めっちゃ大変だな。
人がいう「頑張る」「頑張っている」と自分の頑張って欲しいの期待が違う時。そんな時はやっぱり難しい。期待するのがダメかもしれない。それでもうまく続けていくための最低限の部分は数字を元にすれば簡単に割り出されてしまう。
そういったものを全て含んだうえでちゃんと話せる仲間がいることはとても貴重だ。
そこまでを求めてしまうのはたぶんいまこのときに関して言えば、高望みの期待でしかないので、これまで苦手な分野だった「走る前に絵を描くこと」が必要とされるポジションに片足を乗せはじめたということなんだろう。
今日の一枚。
風の強いこのあたりでは花がみんな同じ方向を向いている。茎も花弁も同じ方向に向かう姿はちょっとおもしろい。カメラを買い替えると、そのまま自分の視点が少し変わる。それがとても楽しい。
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