旭の中では移住者が多くてけっこう有名な集落。 子供たちはほとんどIターンの方々。 神事においては渡御を縮小したとこもありますが、数年ぶりにお囃子が復活。なおかつ今までは大人の男性が担っていたお囃子に子供たちが、参加してました。 とっても良いことだな〜と嬉しくなりました。 さらに、80代ぐらいの方々も 腕がなるぜ、オレにも叩かせろ!ってな勢いで大太鼓をされてたのに、胸を打たれるのもありました。 これこそお祭りの良いところだな、と。 出来なくなってくる部分と改良するところ。
一般的に八王子神社は8人(本来神様の単位は柱(はしら))の神様です。 5男3女です。 浅谷八王子神社の由緒によると御祭神は 岐の神 くなどの神、と読みます。 黄泉の国からイザナギがイザナミから逃げる際、これ以上くるな!と杖を使ったら、その杖から産まれたのが くなどの神、というストーリー。 簡単に書くと魔除け、厄除けの神、です。 道祖神、とも呼ばれ 村の境のところに祀られることも多いです。 結界の役割ですね。 浅谷は元々岐阜県です。今の恵那市。 戦後の合併の際、珍しく
10/20浅谷町 八王子神社の例祭でした。 平成10年に埋めたタイムカプセルを掘りおこしました。27年ぶり、です。 コンクリートで囲み、更に発泡スチロール&ビニールなどで厳重に保管。 手紙や写真が多かったですが、結露など読み取れない部分があったのは残念でした。 でもみなさん楽しそうに行事ができて良かったです。
神主さんの動き、足さばき。 神様から見て遠い方の足から立ち上がる、とか 神様にお尻を向けない、とかある程度ルールがあるので、 神事を行っている時、こんな内容に気を付けています。 ↓↓ 歩きはじめるとき、 一歩目を右足から動くのか左足から動くのか。 立っている時から正座に座るとき 右ひざからつくのか、左ひざからつくのか。 正座から立ち上げる際、 右足から立つのか、左足から立つのか。 >>>> こんなことを考えながら神事をしてます。 今はある程度体が覚えているので、自
旭地区で巫女舞を現在も続いているところは 数少ないです。 38社ありますが、2~3社程度です。 つくばの郷社、下切、それと杉本があるかどうか。という感じです。 コロナ前まで小渡や有間ですね。 先日有間町の秋の大祭でした。 70代の方が12歳だったことに始まったとおっしゃっていました。 約60年前に有間で巫女舞スタート。現在はありません。 当時杉本町にある天理教にいって教えてもらったそう。 指導できる方がいらっしゃったんでしょう。 その後熱田神宮まで習いにいったりしてま
先日雑談で 「数年前にうちの地区のお祭りをもうやめようか、という話がでて ちょっと神事をやめていた時期があったんだよね」 「そしたら集落内で、ご不幸が相次いでね。 やっぱり小規模でもいいからお祭りを続けよう、という話になったんだ」 数軒~ぐらいしかない集落。 気持ちはよくわかります。 ここからはちょっとスピリチュアルな話です。 核心的なものは何もありません。 神様が祟る、ということはないです。 守護神的な神様の力が弱まって、良くない霊気が入ってきた、という表現になるか
旭地区ではこれから秋祭り、大祭が始まります。同時に稲刈りもこの時期。 稲刈りが一段落すると、氏神様での参拝という流れが普通です 令和の米騒動も、自給していると 全く身近に感じず、普段通りです。 おコメを自給する、あたり前のことが 旭地区全体でできているので こういう時強いですね。
8月15日小渡町の天王祭。 旭町民にとっては、松明と花火だよねって感じだと思います。 旭で一番大きなお祭りの一つです。 商店街の奥の方の神社、神明社の隣りにある津島神社が出発地点です。簡単に言えば火でお祓いをする意味合いです。 「最初の火」 これが種火となり (平成の終わりぐらいまでは、火切で火をおこしてました) ストーリーとしては、 神社の火→松明→花火 といった流れです。 もともと20〜30年ぐらい前は 消防団が花火を担当していたそう。 現代ではもちろん花火職人
榊野町の一部の集落10数世帯、 温泉が引いてあります。我が家もそうです。 すずめさんと同じお湯です。 正確にいうと、冷泉なので、各家庭でそれを温めて使ってます。 神社ではなく、温泉の源泉あたりに小さな祠があります。 浅間、あさまではなく、地域の方はせんげさんと呼んでます。 夏に一度清掃を兼ねてお参りします。 特に神主を呼んで神事、ということはなく、 地域の方で手を合わせてお参りします。 後ろの木が大きくなりすぎて 御扉が開かなくなってしまいました。
東萩平町にある、お須原山の頂上にある御鍬神社。 例年7月にお祭りがあります。 特徴的なのが 13集落の神社、ということで、 足助の月原〜旭の市平までの集落がまとまっています。 元々江戸時代が始まりで250年ほど歴史があるそう。 足助や旭といった区分は明治以降なので、当時の主要な沿線のとこが集まっていたんでしょう。 いつも神事が終わると、少し移動してお坊さんがお教を唱えます。 現代になり13年ぶり2025年の大祭を来年に控えましたが、例年通りではなく、縮小した形になるか
家を建てる前に、地鎮祭という神事を行うことがあります。 絶対やった方がいい!という決まりではありませんが、 目的は、その土地神様へのご挨拶、です。 ついつい人間は 「我が社がたてました!」とか 「私が稼いだお金で建てました!」とか 思ってしまいますが、 もともとは土地は誰のものでもなく あくまで 『神様からお借りしているもの』 という認識でした。 感謝を忘れずに生きていきたいものです。
氏子さんから 「うちの神社でインボイスは登録した方が良いのか?」 という質問をもらいました。 結論から書くと、 旭の全ての神社において、 インボイスに登録する必要はありません 旭の各町内にある氏神様。 一つ一つが「宗教法人 ○○神社」です。 一般の会社、法人と同じです。 一般の法人や個人事業主と同じく 年間の売り上げが1000万円未満の場合は免税事業者です。 そして神社が取引をしている相手が、課税事業者であるケースがほぼ皆無である、ということ。相手からインボイスを求
全国に神職(神主)がざっくり2万人います。 そのうち6500人ぐらいが兼業神主さん。約33%ですね。 残り67%が専業神主さん。常駐している大きな神社で奉仕している方ですね 「神職としての収入が10%未満」+ 「神職としての収入が10~30%未満」の 方々が4700人ほど。私はここに該当します。 3人に1人ぐらいが兼業神主さんで、 なおかつ、神主の収入はそれほど多くはない、という人がけっこうな割合。 令和五年12月末日の全国の神社庁の統計を基に書いてます。 数字はある
毎年春にある、浅谷町の不動明王祭。 数年前までは、神事の後 持ち寄り会食もしていたそうですが、最近は神事だけです。 不動明王、とはそもそも仏教の神様です。 少し怖い顔をしていますが、 悪い道にそれないよう、しっかり叱ってくれるそうです。 神仏習合、庶民では特に神も仏も分け隔てなくおまつりします。 こういう曖昧さが、私は好きです。 さて、浅谷には八王子神社がありますが それとは別に、不動明王は山の中にあります。 車を下に停めて、歩いて2〜3分登ります。 目印はほとんどな
大坪町 津島神社にて。 ローカルな旭地区の神社を勝手に紹介してます。よそのお祭りに行く機会が普通ないと思いますので、何かの参考になれば嬉しいです。 大坪町の津島神社はざっくり500年ぐらいの歴史があります。 春は毎年三社祭を行います。 津島神社とは別に大坪町内にある、 稲荷神社、高能(昔は皇能、だったとか)権現、お冠(おかむり)さん を津島神社の和室に集まって遥拝するもの。 本来は各々伺ってお祭りするのが本意ですが、山の上にあったりして、なかなか行けないので、中心にある
今回はごちそうさまの和歌です。 『朝宵に 物喰ふごとに 豊受の 神の恵みを 思へ世の人』 あさよいに ものくうごとに とようけの かみのめぐみを おもえよのひと 朝と夕方に 食事をする度に 神様の恵みを思い出しましょう みなさん 同じく本居宣長 作 ざっくり訳 ヨコエ 神様とは自然とか祖先のこと。 以下に機械が発達した現代であっても 人間に太陽は作れません。太陽、雨、土という当たり前のものがあってこそ 生産されるものです。 農家も消費者も、自然の当たり前に感謝でき