【はじめてのクラシック音楽】 書評#105
みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。
自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
今回は、守り人シリーズです!
これまで読んできたものの続編です!
ヘッダーは、みれのスクラップさんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!
目次
基本情報
許 光俊(著)
講談社 出版
2023年1月20日 第1刷発行
全241ページ
読書所要期間2日
私が本書に出会うきっかけ
私は近頃、芸術分野に興味を持っている。
美術館へ行ったり、落語や歌舞伎、そしてクラシックを含む音楽を生で見聞きしたりすることを意識的に行なっている。
こちらは、先日クラシックコンサートに行った時の様子
↓↓
これまでの概ね人生前半戦はスポーツが中心だった私の人生に、少し変化をつけたくて、意図して切り替えてみたのだ。
ある種、こうして読書にのめり込んだのも、その一環と言っていいだろう。
そんな中で、音楽のとりわけクラシックについて、アウトラインを知るべく手に取った一冊である。
この本の本質
本書の目的は、二つあると著者は著している。
1つ目が、『クラシックとは、だいたいこんなもの』と俯瞰するため。
これは、私が本書を手に取った狙いとまさに一致するところだ。
そしてもう一つが、『深いところを見えるようにする』ということだそう。
まだまだ経験の少ない方々にとって、いったいどこに深みがあるのか?
今後クラシックに没頭し、理解するためには、そのポイントがありそうなところをあらかじめ示していただく、ヒントをいただけると確かに入り込みやすい!
本書冒頭、衝撃的な一文が・・・
「入門書ほど虚しいものはない」
「クラシックの魅力を解くことほど、バカバカしいものはない」
本書タイトルを真っ向から否定しているような気がした。。。汗
しかし、総著者が書いた理由は、
「人が何かを好きになるのに理由はない」ということ。
つまり、本書を通してゼロからクラシックを好きになってもらうことを意図して"いない"ということだ。
上記二つの目的を達成することに完全に軸足のみならず、全足を置くのだ!
その意味で、私はクラシックを好きになり始めている。
少なくとも、大変興味がある。
まさに、私のような者にうってつけの本なのだ!!
本書の構成
私の感覚として、本書は辞書的なものだ。
何か確認したいことがあった時、振り返るため・探すために本書を手元に置いておく。
そんな性格を有するものだと捉えている。
そう思う理由は、本書の構成にある。
まず本書の概ね前半で、
・要諦 〜クラシックとは、どういう音楽か
・聴き方
・種類
こういった音楽そのもののアウトラインについて説明する。
そして後半では、有名どころ・押さえておきたい
・作曲家
・演奏家
を紹介することに紙幅を割いている。
ということで、音楽そのものとその生みの親達の説明。
これら概要を把握することで、
・だいたいこんなもの
・ここがポイント!
というものを見出す足掛かりとなるだろう。
むすびに
上記にリンクを貼ったコンサートへ行くべく読んだ一冊。
クラシックのコンサートは、正直初めてだった。
この一冊がなければ、気楽に聴きに行けなかったかもしれない。
なぜなら、本書を読むまでは
・好きになるのに理由がいる
・好きとは音楽に詳しいこと
と誤解をしていたからw
以上です。
「構えるな!」
「まずはとにかく楽しめ!」
「考えるのはその後!」
著者は、私の背中をそう後押ししてくれました!
おかげでコンサートを楽しめたし、ただ曲を聴くというよりも、様々な見方を素人に与えていただいた気がします。
今後回数を重ね、経験を重ねることで、新しい見方が出てくることでしょう。
楽しみです♪
本日も、ご覧いただきありがとうございました!!
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