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田舎暮らしと音楽と「主体的」ということ 〜はじめまして〜とっきー

「オーケストラっていうのはねえ、主体性の音楽をやる場なんだよ」

大学時代、
そして今でも幾つかのオーケストラで、
年に数回の演奏の機会にお世話になっている**
**指揮者の言葉だ


初めまして、
チームいなかまのとっきーです。

初投稿ですので、
仲間のメンバーに倣ってひとつ、
自己紹介してみようと思ったのですが・・・

**・・・なかなか難しい!! **

なのでこのチームについて、
今考えていることを書いてみますね。




「農業でこれからの時代を切り開く」

「会津の地を拠点に、しかし視野を狭めず全国、あるいは世界に開かれた見方で生き方を模索する」


そんなような趣旨の夢を、
農業をやっている中学以来の旧友は
事あるごとに語った。

それこそ、

彼の家にお呼ばれして
自慢の(?)料理の腕を
ふるっている最中にも、

何か関係ない用事があった
電話の切り際にも、

彼の農作業を「見学」
(という建前の手伝い、
無償労働だ!
・・・いや、そういえば
美味しいネギを沢山もらったっけ)
しているわきでも、

・・・果ては共通の友人の
結婚式の祝いの席でもだ!!!


私は羨ましかった。

私にだって漠然としてはいるが、夢がある。

しかし、それを臆面もなく語ることが
こっぱずかしくなってしまうのだ。

夢を恥じることなく語り、
そのために必要な策を考え、
**周りの「人」を巻き込んで猛進する。 **

そんな生き方がしてみたい。
彼を見ていてそう思った。

だがしかし、
同級生であるからには、
そんな弱っちいホンネ
漏らすわけにもいかないじゃないか。

(ここら辺が”会津人気質”と
いうものだろうか?)

私は、少しばかりの自信を持って
彼に相対することができるよう、
策を講じた。
彼が「なんか面白いことやってんね」
と私を見直すような実績を作ろう、と。

・・・なにで?

決まっている。

音楽でだ。

私のこれまでの生活に
いつでも”あった”「音楽」。

演奏している瞬間が一番、
「カッコよく」、
「イキイキと」

していると自負している「音楽」。

そして、
だからこそ今まで
私を縛ってきた「音楽」。

自分の腕前とか、
誰か他人への責任とか、
面倒臭い上下関係とか、
私のことを一方的に知っているだけ
音楽関係者からの視線とか、

そんなことはとりあえず置いといて、

今やりたい音楽を

とことんやってみようじゃないか。

そしてやるからには、
自分が目指す「音楽家」の
あり方を模索していく過程を発信
してみようじゃないか。

そう考えた。

YouTubeのチャンネルを作り、
演奏動画を投稿していくことにした。
やりたい音楽に必要ならば、
どんな楽器を使っても構わない。
自分のカテゴリーを、
わざわざ自分で狭める必要はない。
今はまだ・・・

そうこうしていたら、
音楽を通してしか輝けない、
不器用な仲間(同類?)
ができた。

2人でチャンネルを共有して、
「リーマン音楽隊」というチーム
やっていくことにした。


どんな音楽を発信したいのか?
自分にできる楽器は?
次に演奏する曲は?
見る人を楽しませるってどうやればいいのか?
準備期間は?
どれだけ練習が必要か?
どのような編曲にするか?
別のやり方のほうがうまくいくんじゃないか?

起きている間は
常に音楽のことを考えるようになった。

・・・やっていて気づいた。
例の、農業をやっている中学以来の友人が、なぜ輝いて見えたのか。

目的や夢があって、

それを実現するためには?と考えて、

「主体的に」生きていたからだ。


ふと、昔のことを思い出した。
私にとって恩師である、
あるオーケストラの指揮者が言ったのだ。

じめっとした暑さの、
梅雨時のリハーサルでのこと。
なかなかうまくいかない箇所があり、
奏者たちもだんだん縮こまって、
音楽がしぼんでいくようだった。

指揮者も進めあぐねて
いるような様子だったが、

ふと
「じゃあ試しに、
私は最低限の動作しかしないので、
『アンサンブルするのが楽しくて
しょうがない!』って気持ちで、
ちょっと本能的な気分で
弾いてみましょうか」

そうするとビックリ、
嘘のようにうまくいくではないか。

「やっぱり、オケって面白いよね。
オーケストラっていうのは、
主体性の音楽なんだよ。
どんなに統制をとって
ピシッと弾いたところで、
それが『感動』を伝えるための
絶対条件ではないんだ。
君も、あの時の演奏は
世界で一番イキイキと
していたと思うだろう?」

リハーサル後のこれまたじめっとした
喫煙所で、恩師はそう言ったのだった。


いま自分が取り組んでいる
音楽チャンネルは、まだまだ荒削りの、
勢いだけで弾きまくってるような動画ばかり。
だが発信し続け、
経験を積み、
技術を身につけ

とやっていくうちに、
仲間が増えていったり
誰かが楽しんでくれたりしたら、
**それは最高に素晴らしいじゃあないか。 **

この音楽チャンネルは私にとって「主体性」の象徴なのだ。

**「いなかま」もそう。 **

ここには、各々個性的だが
夢や野心に燃えるメンバー
集まっている。

試したいこと、面白そうなことを
やりまくっているうちに、
仲間が増えたり、
誰かに必要とされる存在
になれたら、
それは素晴らしい。
とにかく思いついたら行動してみるのだ。
それを許す仲間がいる。

とにかく、どんどんチャレンジしてみようじゃないか!




いやあ、初投稿だと思ってちょっと小難しく書きすぎましたね、

色々と書いてますが、要約すると、

どうも皆さん、コンニチハ!会津のいなかで音楽をやっている、チームいなかまのとっきーです!

農業はやってないですが、このチームで色々試していきたいと思います!よろしくです!


ってコトです。
文章はわかりにくいかもしれませんが、まあ、最初くらいは多めにみてください><

次回からは、かなりくだけた感じで書いていくつもりです。

昨日、うちのじいさまが山に山菜採りに連れてってくれたので、次回はその様子を記事にしてみようと思います。
こんな感じです。



チームいなかま とっきーでした。

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