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サイドゴアブーツを買えない

三年ほど前からずっとサイドゴアブーツがほしい。

着脱簡単で、フォーマルにもカジュアルにもあい、ある程度雨の日も履けて、脚長効果まであるわけで、オールラウンダーが好き(で短足)な自分にはたまらない。

ところがいざ町やネットに繰り出してみると、なかなか購入に踏み切れない。

どれも決め手に欠けるのだ。
ブランドごとにどういう長所と短所があるか以下に書き出してみる。

ZARA(12,999円)

良いところ
・縫い方がオーソドックスで非常によい
・形もきれい
・比較的安い

微妙なところ
・革の感じが好きじゃない。じいちゃんがギリシャで小汚い子供に売りつけられた1000円の帽子と似ている
・日本円の値札「12,999円」がはがれて「59.95$」という値札が露出しており、ぼったくられてる感がある
・すこぶる滑りやすい


ZARA茶(12,999円)

良いところ
・比較的安い
・比較的色がよい
・形は黒と同様きれい

微妙なところ
・色が若干明るすぎる。悪くはないけど、地味に使いづらそう
・黒よりマシだが、こちらも「69.95$」という値札が見えておりぼったくりには違いない(というか元の値段違ったんかい…)
・縫い目が無駄に多く、水が入って来やすそう。2016年かなんかのやつは縫い目の少ない一般的な形だったので、改悪にちょっと疑念

Mccintosh philosophy(14,000円)

良いところ
・化学素材で防水である
・比較的安い(14,000円)
・レインブーツとしてはかっこいい

微妙なところ
・長靴らしさに満ちている。悪くはないが晴れの日ははこうと思わない
・通気性がない


Mccintosh philosophy茶(14,000円)

良いところ
・同上

微妙なところ
・黒と同様太いせいか、ちょっとシルエットに違和感
・通気性がない

リーガル(21,600円)

良いところ
・色味がすばらしい
・縫い方がシンプルで良い
・形もオーソドックスできれい

微妙なところ
・かかとの持つところがないので履きづらい。
・内側の革が死ぬほど安っぽい。
・安っぽい割には高い(21,600円)。

Blundstone(タスマニア発の有名なサイドゴアブーツブランド)(24,000円)

良いところ
Let nothing hold you back(何ものにも足を引っ張らせるな)というコピー通りタフな感じでかっこいい。アウトドアとかオールラウンド好きの琴線に触れてくる無骨さ
・革だが、防水性が高いらしい。これは通気性のある雨靴ということで、すばらしいスペックと言える

微妙なところ
・太く、スーツにはあわせにくい形状
・高い(24,000円)

Dr.Martens(25,000円)

良いところ
・エナメルの革がかっこいい
・形も悪くない
・堅牢なつくり
・滑らない靴底

微妙なところ
・革が固いため最初は靴擦れなどに悩まされることが予想される
・やや重い
・高い(25,000円)

ちなみに雨やビジネス使用のことも考えて、素材はスエードではなくつるんとした革を考えている。

P.S.: アイキャッチ画像の手前の雰囲気が理想に近いのだが、どこで買えるんでしょうかこれ...

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