見出し画像

【狩猟日記】ハンター3年目#3【狩猟用無線機器の最適解】

休日ハンターのちょーすです。

色々と試行錯誤してきた狩猟装備ですが、無線機器については個人的には一旦終着したかなと思うので、最終形態をまとめました。

無線機器

まずは無線機器本体ですが、まだアナログ無線を使っている猟隊は多いかと思いますが、私が入った猟隊は既にデジタル無線に切替されていたので、猟隊でオススメされたデジタル無線を購入しました。

これは色々試した訳ではないですが、最初に購入した機器が優秀だったのか、特段不満もなくガシガシ使えているので、そこは検討していません。

もしかすると付属品が高価だったりしているのかも知れませんが、他の人が持っている機器同士の互換性が悪くなったりすると危険性が高まるため、特段変更も考えていません。

もし別の機器を購入しようと思っているのであれば、マイク・スピーカー端子の形状が異なっている可能性があるので、注意して下さい。

最近ではBluetooth対応の無線機器もあるので、ここから直接Bluetoothイヤホンに接続すると配線が煩わしく無いです。

アンテナ

最初に同梱されていたアンテナもありましたが、山に入ると無線が届かないこともあったので、まずはよく飛ぶ長めのアンテナに交換しました。

もちろん、アンテナが長くなったことで藪漕ぎ等の邪魔になることがあり、また長くなったと言っても大きな山をやるときにはカバー出来ないこともありますが、無線機器には良いアンテナを搭載した方が良いです。

マイク

マイクは当初はピンマイクのような小型マイクを付けていましたが、山の中で枝に引っ掛かったりして破損したり、いざ無線を飛ばそうとマイクのスイッチを押そうとした際に小さくどこにあるか分からなかったりすることが多かったので、こちらの大きなものに変更しました。

当時は気が付かず、また雨が降っている時にはグループ猟はしないのであまり困ってはいないですが、値段も大きく変わらずに防水型もあるので、今ならこちらがオススメです。

ピンマイクの頃は雑音が酷く、声が他の人に聞き取って貰えなかったりすることが多かったですが、変えてからは音声がクリアになり、マイクがどこに行ったか探すことも無くなりました。

このマイク・スピーカーが良いのは、φ3.5mmのイヤホンジャックがあり、好みのイヤホンを接続することが出来ます。

但し、モノラルなので、両耳のイヤホンでも片耳しか音が出ません。

またイヤホンを外している状態では、スピーカー兼マイクとしての機能となるので、タクシーに搭載されているような無線マイクと同じ役割となり、私は車での猟場移動の際にはイヤホンを外して使っています。

イヤホン

イヤホンは有線であれば好みのものを使うことが出来ますが、先述したように片耳しか音が出ません。

両耳用のイヤホンを片耳だけに装着すると、バランスが悪く、落下してしまうことが増えるので、その場合はフック型のように耳に引っ掛けるタイプの方が良いです。

私は更にBluetoothトランスミッターを繋ぐことで、イヤホンとの接続をワイヤレスにしました。

山の中では枝等に線が引っ掛かったりして、邪魔に感じることがありますが、ワイヤレス接続として、無線接続することで、多少の遅延はありますが、その煩わしさから解放されます。

またBluetooth接続としたことで無線機器本体はバックパック等の胸ポケット以外に入れるような使い方も出来ます。

Bluetooth接続が出来れば、好きなBluetoothイヤホンで片耳だけ狩猟に参加出来ます。

基本的には屋外で利用するので、最低限イヤホン自体は防水規格に準拠したものは必須だとも思います。

またカナル型イヤホンだと、周囲の音が良く聞こえなくなるため、フック型や骨伝導イヤホンの方がオススメです。

骨伝導イヤホンだと値段は張りますが、防水対応のランニング向けのモデル等もあり、身体の動きに合わせてイヤホンもフィットするので、狩猟を含めてアウトドア向きのイヤホンです。

まとめ

試行錯誤の過程で、多少の失敗もありましたが、無線機器は猟の成果にも関わるだけでなく、万が一の際のライフラインとなるので、しっかりと信頼性のあるものを使用した方が良いかなと思っています。

しばらくは無線機器についてはこの環境になるかと思いますが、今後より良い機器を見つければ、順次見直して入れ替えていこうと思います。