【糸島市発祥】牧のうどん【釜揚げ】
うまいもんハンターのちょーすです。
博多っ子御用達のうどん屋を訪れました。
オススメ度:★★☆☆☆(都市伝説的無限うどん!)
牧のうどん
福岡県内に展開するローカルチェーン店です。
牧のうどんの「牧(まき)」とは、福岡県糸島郡前原町(現在の糸島市)加布里にある地名であり、牧のうどんの前身となる店舗が開店した際、地元の人々から「牧にあるうどん屋」ということで「牧のうどん」と呼ばれるようになり、それがそのまま店舗名となって現在に至っているようです。
釜揚げ牧のうどんは、創業から40年以上にわたりお客様に美味しい商品を提供するため、独自の製法で麺、スープにこだわり営業してまいりました。現在、福岡・佐賀県を中心に全18店舗で元気に営業中です。
現在は、福岡県内だけでなく、佐賀県や長崎県にも展開しています。
今回は博多バスターミナル店を訪れました。
お昼時にはかなり混雑しています。
メニュー
うどん・そばとごはん類やトッピングがあります。
ネオンカラーの券売機はかなり珍しいのではないでしょうか。
肉ごぼううどん
人気ナンバーワンの肉ごぼううどんを頂きました。
一緒に提供されたのが、山盛りのネギと薬缶です。
薬缶にはあとから追加できるようにうどんの出汁が入っているので、うどんの麺が出汁を吸ってなくなった際に、足してうどんとしての体裁を保ちます。
昆布の出汁がしっかり効いた色が薄いうどん出汁です。
肉は牛肉と長葱を甘辛く炊いたもので、この汁をうどん出汁に混ぜていくと味が徐々に変わっていきます。
麺は提供された時点で、既に柔らかいふわふわ食感ですが、更にうどん出汁を全力で吸い込んで膨らんでいきます。
こうして、都市伝説的な食べても減らないうどんとなります。
緑のてんぷらうどん
緑のてんぶらも頂きました。
てんぷらは練物の方のてんぷらで、ほうれん草、枝豆、人参、ゴボウ、きくらげ等が練りこまれていました。
練物のてんぷらはうどんの出汁を吸ってもふやけないのはポイントですね。
私は出汁を吸ってふやけてグジュグジュになった天麩羅も好きです。
雑炊(裏メニュー)
メニューにはない裏メニューの「雑炊」があります。
coming soon!
うどんの出汁にごはんが入れられて、玉子でとじられています。
ちなみに価格は280円です。
かしわ弁当
お持ち帰りのかしわ弁当も人気です。
coming soon!
唐揚げ
ここで飲んで、最後はうどんで〆るということも出来ます。
ビールはエビスビールの中瓶があります。
coming soon!
まとめ
福岡のうどんは、麺にコシがなく柔らかいのが特徴です。
しかし、その中でも特に柔らかい「牧のうどん」のうどんは、汁を吸って増えるため、食べても食べても減らないという都市伝説的な実話があります。
また出汁用の昆布にもネタがあります。
牧のうどん全18店舗での出汁用利尻昆布の使用量は年間で32~33トンだそうで、2017年の利尻昆布の生産量が900数十トンあり、その内出汁用は半分で450トンくらいだとすれば、その7%程度は牧のうどんが使用しているそうです。
うどん1杯の値段の内、8~9%が昆布の原価だそうです。
そんな予備知識を念頭にいれて、福岡のうどんを楽しむと更に美味しく頂けます。