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【長州ジビエ団】狩猟業界のこれからのトレンド〜環境に優しい猟銃エアライフルの基礎知識【狩猟アカデミー】

コワーキングスペース「nido(ウベノス)」の経営者のちょーすです。

nido(ウベノス)にて、長州ジビエ団の勉強会が開催されました。

今回のテーマは「エアライフル」です!

狩猟業界のこれからのトレンド〜環境に優しい猟銃エアライフルの基礎知識

2021年6月26日にリアル開催&オンライン配信(facebook・YouTube)の同時開催で行われました。

告知が直前になってしまいましたが、会場では7名、オンラインでは20名程の参加者がありました。

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参加して頂いた皆様、ありがとうございました。

オンライン配信では初の取り組みのため、一部手際の悪さが表面化してしまい申し訳ございませんでした。

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簡単に内容をまとめています。

セミナー要旨

「散弾銃」「ライフル銃」「エアライフル銃」の銃の種類・特性の説明についての説明がありました。

銃の選び方は「何を」「どこで」獲りたいかによって、変わります。

散弾銃には12番と20番と大別されますが、弾は20番の方が小さく、銃の重量は軽い一方で、弾速が速いので貫通力は20番が強いようです。一方で、20番は重量がある分、打撃力が強いそうで、女性は20番の散弾銃がオススメです。

また、ハーフライフル銃は分類では散弾銃の扱いで、サボット弾を使い、銃身に切られたライフリングにより、100メートル程度の飛距離や命中度が上がるようになっています。

エアライフル・ハーフライフル・ライフル等のライフル系の銃は精密射撃が出来る銃です。

エアライフルはポンプ式やプレチャージ式等があり、プレチャージ式では200bar(バール)の圧力がエアライフルに装着されているタンク内にかかっています。

またレギュレーターが装備されている銃と装備されていない銃があるため、今後の主流はレギュレーター付となっていく。

講師が使っているエアライフルは「FXストリームライン2」の「7.62mm」を所持しているそうです。

2.5キログラムという軽さで選んだそうです。

この銃は50メートルでゼロインで調整しているそうですが、80メートル超の先にいる鹿を仕留めることが出来たそうです。

エアライフルは単独猟(流し猟・狙撃猟等)に向いています。

通常の散弾銃では群れている獲物を狙う際に発砲音が大きく響きわたり、また射程距離も30メートル程度でかなり近づく必要がありますが、エアライフルであれば発射音や着弾音が小さいため、同じ場所で複数の獲物を仕留めることが出来ます。(むしろ発射音より着弾音の方が大きいくらい。)

音が小さいことは、獲物に対してだけではなく、地域住民の方に対しても有効だと考える。

経済的にもメリットがあり、スラッグ弾が1発250円程度であるが、7.62mm球は1発20円程度と安い。

しかし、銃本体が高価であり、更にスコープやチャージ用のガスタンクも必要です。

また、スコープが衝撃でずれたりすると意味がなくなるので、かなり繊細な取り扱いが必要です。

アーカイブ配信

YouTubeにアーカイブ配信がありますので、ご興味があれば是非ご覧下さい。

1時間30分を超える動画になっています。

長州ジビエ団

長州ジビエ団は山口県内で活動する狩猟チームです。

私たちの住む“山口県”は、南北西を海に囲まれた、“本州最西端”の県です。
地理の影響か、鳥獣被害の件数・金額は年々増えていましたが、行き場を失った動物たちは増える一方だと私たちは考えます。
国や県、自治体の対策により被害額減少傾向の様に見えています。実は被害額減ったのは高齢化や鳥獣被害で廃業された農家さんがあとを絶ちません。実際はずっと右肩上がりに増えてます。
その様な中、地元のシェフが集まり、『猟師がシェフでシェフが猟師』をキャッチフレーズにただ駆除から処分されるだけの大事な命を、『獲った命のその先プロジェクト』として自分たちの手で美味しく調理することが、鳥獣被害を食い止める一つの策、そして地元食材の有効活用と考え、活動をはじめました。
地元猟友会の皆様や行政と熱く話し合い、現状を把握し次世代の猟師の育成や、美味しく調理するためのジビエの捕獲方法や食用としての安心安全な解体精肉や調理法など 相互の関係を一から築き上げてきました。
山口県産のジビエを広く振興し、『長州ジビエ団の肉」として、既存の県産食材とともに県内は元より、全国に知っていただく活動をしています。

私も1構成員として、活動していますので、ご興味があればお問い合わせ頂ければと思います。

またこれから様々な展開をしていく予定ですので、楽しみにして頂ければと思います。

まとめ

nido(ウベノス)での初めてのセミナー・同時配信で、開始が上手くいかなかったところも多々ありますが、何とか無事に終えることが出来ました。

また、今後もセミナー・勉強会は開催して行こうと思っているので、是非ご参加下さい。

合わせて、セミナーや勉強会を開催したいという方も募集しますので、お問い合わせを頂ければと思います。

また長州ジビエ団の勉強会についても、引き続き開催していく予定ですので、今後の動向も是非ご確認頂ければと思います。