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メーカーからSaaSへ。30代女性が転職した話。

はじめまして!DIGGLE株式会社でSales(MidMarket)を担当している稲垣です。2022年12月に参画し、約1年半が経過しています。

DIGGLEのSalesには珍しい「SaaS未経験」という形で入社しているので、同じような立場で転職を迷われている方の参考になればと思います。
(とはいえ、あまりこういう発信が得意ではないので、お手柔らかにお願いします。)


1. 自己紹介

簡単に経歴をご紹介します。
1社目ではOA機器商社の営業をしていました。今考えるとなかなかハードな営業をしていたと思います。飛び込みをしていた時代はスマホが普及したてで地図の精度も悪く、自販機に書いてある住所を頼りに回ったり、テレアポをしてリストがなくなったらタウンページを適当に開いて、電話をかけたりしていました(笑)。今では絶対にできません……。ただ、社会人の早い段階でこういった経験ができたことはラッキーだと思っていますし、そこで契約になったお客様と退職までお付き合いが続いたこともとてもいい経験をしたなと思っています。
2社目では「メーカーに行きたい!」という、商社あるあるな理由で転職しました。オリンピックに関われるチャンスで2019年は毎日楽しくたくさんのお客様と商談していたのですが、コロナの影響で夢叶わず……。残念な思いもありましたが、1社目とは真逆の立場として、パートナーセールスの経験ができたことなど貴重な経験もたくさんありました。
3社目の現職DIGGLEでの業務内容は下記のnoteに詳しくあるので、ぜひSalesに興味ある方はこちらをどうぞ!

2. SaaSへの転職のきっかけ

大きくは4つです。
①ハード製品の場合、一世代での改良に限界がある
ソフトウェアアップデートで改良できる場合もありますが、ハードを変えないとどうにもならないこともあります。また在庫をはかないと次製品を作ることがためらわれるなど難しいことも多いと思います。お客様に接する回数が多く嬉しい声を直接もらえる一方、改善要望を受けることも多くもどかしさを感じていました。
②コロナ禍、個人としてもSaaS製品に触れることが増えた
私だけではないと思います。勤怠、経費精算などなど、当たり前になりましたね。そして調べれば調べるほど、たくさんのプロダクトがあることにも驚きました。
③数あるSaaSの中でもDIGGLEに興味を持ったのは、予実管理のわずらわしさを体験していたから
2社目で一事業の予実管理をしていましたが、予算を作る、作った予算の形に実績を引き当てる、「その他」の数字がかなり大きい(あるあるですよね?)、差異の理由や背景を探す、見込更新&変更理由を記載する、エクセルこねこね……本当になんとかならないものかと思っていました。上場企業だったので取締役会にまにあうように、月次が締まってからの数日のあいだで上記を終わらせる必要があるため単純作業は自動化されていてほしいと常に思っていました。自分がなんとかしたいと思っていたことが実現できるシステムを見つけたときの感動たるや……でした。
④30代も半ば、違うことをやるのは今しかない!
正直、ここが一番の原動力だったと思います。35歳転職限界説なんて思ったりしていました。大きく括られた中では新卒からIT業界にいましたが、SaaSという比較的最近できた業界にチャレンジできるのは今しかないと思いました。

「つまりDIGGLEって何よ!」って思った方は下記のnoteをお読みください。

3. メーカーとSaaS、Sales目線での共通点と相違点

あくまでも「稲垣個人として」の意見ですが、メーカーとSaaS、有形と無形であまり大きくは違いはないといます。お客様のニーズを引き出すような質問をするし、買いたいと思ってもらえるように精一杯魅力を伝えるし。ただ伝えるばかりではだめで、お客様の話や本質を理解しようと議論したり。

なぜそう考えたかと言うと、有形商材にも「製品自体に価値があるもの」と「製品を使うことで価値が見出されるもの」があると思います。前者の場合、Sales段階で人が介在する必要がないため、BtoB領域の多くは後者の営業スタイルで成り立っているのではないでしょうか。
なので、かっこよく言うと「今見せられない世界をお見せしましょう!」をやっている点で共通していると思っています。

相違点についてはSales段階ではあまりないと思います。強いて言えばお客様が実際の製品を見ることができることでしょうか。ただ、製品を見ただけで買ってくれる場合というのはあまりないと思うので、やはりソリューションとして提案していく必要があると個人的には考えています。

ちなみに、DIGGLEは管理会計・予実管理のSaaSですが、運用に決まりがない領域であるため管理粒度、精緻さ、更新頻度などはお客様によって様々です。SaaSだからという理由ではないですが、「DIGGLEをどう使うか」ではなく「DIGGLEを使ってどうなりたい・どうしたいのか」を見失わない提案を常に意識することが大切です。(自戒を込めて敢えて書きました)

4. 実際、転職してどうだったか

よかったです。
■メーカー⇨SaaSに転職してよかったこと:「自分の経験が活かせる」
前述の通り、私個人としてはメーカーでもSalesとして大きく変わらないと思っています。つまり、今までの経験をベースとして、チャレンジができる環境がありました。学びや刺激がある環境は、とても楽しいです。また予実管理の市場に関しても伸びしろがあると感じていますし、現に競合企業もたくさんあるため盛り上がりを感じています。

■DIGGLEに転職してよかったこと:「ワイガヤスタートアップではない」
転職活動をしたとき、スタートアップに絞っていた訳ではないです。「スタートアップ=ワイガヤ」のイメージが強く、ちょっと苦手だな、と。DIGGLEのプロダクトに魅力を感じて入社を決めましたが、全くワイガヤではありませんでした(笑)。(飲み会、特に二次会を除く)
大手出身者や経理・財務・経営企画経験者が多いからでしょうか。年齢や年次関係なく名字で呼び合う文化、私はとても居心地がよいです。働き方はかなり柔軟で土日や連休に合わせて海外旅行に行く人もちらほら。不在の人をバックアップする文化が根付いているなと日々感じています。

5. まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。読んでくださった方の何かの参考になれば嬉しいです。

最後に……「DIGGLEで一緒に働きませんか」
・DIGGLEに興味をお持ち頂いている方
・新しいフィールドで全力でチャレンジしてみたい方
・自分の手で事業を伸ばす挑戦をしてみたい方
こういった方々はぜひ一度話だけでも聞いてみてほしいです!下のリンクからの申し込み、お待ちしています!


おまけ
毎月新しい方の入社がありますので、交流の場として定期的に任意の飲み会が開かれています。座席もくじ引きで決めて普段関わりがない人との接点が持てるようになっています。もちろん代表の山本の座席もくじ引きで決まりました!(左前から3番目)

屋形船を貸し切って飲み会。社員の約1/3が参加しました!


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