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起業家精神も重要だが、それよりも自分の声を聴くことが大切

これまで3年間、起業家育成講座に関わって、多くの受講生を運営でサポートしてきました。株式会社を設立して稼いでいる人もいれば、地域おこし協力隊の制度を活用して起業に向けて準備している人もいる。

現場で感じている受講生の変化で感じていることを綴るので、これから講座運営をしていきたい人に読んでいただければと思っています。また、自治体関係者の方で人財育成を活用して移住促進をやってみたい担当者は、ぜひ一緒に設計しましょう。


地域には、まず自分のしたい仕事がない

地域に移住を検討している人は多いが、課題として「仕事がない」がある。

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しかし、それは事実だろうか。しっかりとデータを見ると、それが偏見であることがわかる。

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そしたら、真の課題は何だろうか。僕は、課題は「自分のしたい仕事」がないということであると思っている。だから、地域の課題を仕事に変えて、人に役割を与えるのが「ローカルシフトアカデミー」。

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起業家精神は「自分の声」から始まる

ローカルシフトアカデミーで大事にしていることは、「自分の声」。インナーボイスという人もいる。

自分の声とは、自分のしたいことややってみたいことを言葉にすること。実は、自分の声をしっかりと聞いて発している人は少ない。社会に求められてそれに応じて答えている人は多いが、自分のやりたいを明確にして、実行に移している人は少ない。

だから、ローカルシフトアカデミーは、コーチングなどの技術を使いながら伴走する。受講したら、自分のやりたいことや成し遂げたいことが形になってくる。


「何をしたらいいのか」ではなく「これがしたい」がある状態

ローカルシフトアカデミーの構成は以下の通りです。

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根底は、自分のワクワクだ。

これを大事にしないと、地域で移住や仕事をするモチベーションが湧かない人が多い。特に、首都圏から地域に移住する際は必須だ。

首都圏で、自分が磨いたスキルや学びを地域に生かすためにも自分で仕事を作っていく必要がある。そのサポートをするのがこの講座。


都会よりも実現の距離が近いのが地域

都会で起業するハードルは高い。地域は相対的に低い。その理由は、家賃だ。東京で1Kを賃貸するだけでも8万以上はかかる。固定費が高い。

しかし、地域に行くと2LDKの駐車場付き南側向きで6万程度。圧倒的に、生活の質も高くなる。そして、野菜などの食材が新鮮。

1日に3食もおいしい食事を食べれる。つまりは、1日に3回も幸せになれる瞬間があるということだ。コンビニ飯や外食は美味しいが続かない。

これからのキーワードでもある、well beingの観点からでも地域で仕事をするということが自分の人生にそのまま跳ね返ってくる。


コンテンツも大事だが一番の肝は伴走

講座のゲスト講師は、とても重要だ。講座の質を決める要因です。この先生から学びたいというモチベーションが、自分の成長が加速する。

しかし、「いい講座を聞いた」で終わってしまう講座が多い。

それでは、お互いに勿体ない。時間は有限だ。

この講座は3ヶ月の期間だが、受講した3ヶ月前と自分が変わっていなかったらさっさとやめてしまった方がいい。

だから、僕は全力で3ヶ月間受講生と向き合う。

ゲスト講師との調整はもちろんだが、3ヶ月間を通して受講生が成長もしくは行動をするために何ができるか。

現場にいるのは、運営だから。ゲスト講師では解決できない、見えない課題を拾い上げて解決する。伴走が講座の肝になる。


最後に

ローカルシフトアカデミーは、今年から始まった起業家育成講座です。しかしながら、受講生は確実にこの3ヶ月で変わりました。

この講座を受講することで、あなたの人生がシフトするようにこれからも運営していきたい。

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