見出し画像

『ferret One』を運営するベーシックとベイジの業務提携に注目。

『ferret One』を運営するベーシックと、ベイジが業務提携

「BtoBマーケティングツール」×「Web制作におけるデザインノウハウ」によりBtoB企業における商談機会の最大化を加速

『ferret One』を運営するベーシックとベイジが業務提携とのことでおお!と思いました。「国内×BtoB×Web活用」のフレームで存在感が確立されていきそうです。今後の展開や実績も注目なニュースです。

以下、プレスリリースより引用します。

当社が提供する『ferret One』は、BtoB企業がマーケティングの現場で抱えている「知識」「環境」「人」の課題を解決するべく、ノーコードで誰でも簡単にWebページの作成や更新ができるCMS機能に加え、見込み顧客獲得に必要な各種マーケティング施策をオールインワンで提供しています。また、これまで1,000社以上のお客様に導入いただくことで蓄積したBtoBマーケティングのノウハウを元に、戦略設計やサイト制作を含めて伴走しながらサポートを行っています。

ベイジ社はBtoB企業を主な対象としたマーケティングリサーチとUXデザインの手法を融合させたWeb制作を強みとしており、BtoBの勝ちパターンを網羅した180項目におよぶ独自の改善メソッドと、140項目におよぶ独自の制作ワークフローを駆使しながら、マーケティング・デザイン・テクノロジーを組み合わせてBtoB企業の経営課題を解決しています。

そこで今回両者が提携することにより、マーケティング戦略設計に基づいたWebサイトデザインの提供とWebサイト制作の早期立ち上げを加速させ、BtoB企業における商談機会の最大化に貢献します。

業務提携内容について

①特別パッケージプランの開発

ベイジ社が長年の経験から培った戦略立案手法を、さらにコンパクトに改変した独自メソッドでWebサイトの本質的な課題や要件の洗い出し、設計、デザイン制作までを行います。それをferret Oneのパッケージプランとしてテンプレートを共同開発することで、スピーディーな納品を可能にし、Webマーケティングの早期開始を実現します。

②ベイジ社が監修したデザインテンプレートを、ferret Oneがサイト制作時に活用
ベイジ社がこれまで蓄積してきた、Web制作におけるBtoBの勝ちパターンが詰まったデザインテンプレートをferret Oneに共有することで、ferret One利用顧客の商談機会の最大化に貢献します。

今後の展開
両社のマーケティングナレッジやノウハウを共有しながら、BtoB企業のWebマーケティング推進を実現すべく、協業を深めてまいります。これによりDX推進における「知識」「環境」「人」の不足に悩む企業の成功を支援し、誰でも簡単にWebマーケティングができる世界を実現してまいります。

「ferret One」について
ferret Oneは、BtoB企業がWeb経由で見込み顧客を継続的に獲得するための仕組み作りを行う、オールインワン型BtoBマーケティングツールです。

BtoBにおけるマーケティング施策は多岐に渡る分、使用するツールも複数にまたがり、その環境は煩雑になりがちです。ferret Oneは、ノーコードで誰でも簡単にWebページの作成や更新ができるCMS機能に加え、見込み顧客獲得に必要なコンテンツマーケティング、メールマーケティング、セミナー、ホワイトペーパーなど複数の施策を実行するための機能を、オールインワンで提供します。当社がこれまで蓄積したBtoBマーケティングのノウハウを元に、戦略設計を含めて伴走しながらサポートを行うため、そもそも何から手をつけたらよいのか分からないという課題も解決できます。

サービス開始以来、累計で1,000社を超えるお客様にご導入いただいており、テクニカルサポートのサービス満足度は100%を記録(※)するなど、多くのBtoB企業のマーケティング活動の支援に貢献しています。

株式会社ベイジについて
BtoBとUIに強いウェブ制作会社。「ウェブで企業が持つ力を引き出す」をミッションとし、「Make Benefit.」をバリューとして、経営戦略、組織戦略、マーケティング戦略に根差したコンサルティング色の強いBtoBサイト、採用サイト、コーポレートサイト、社内システムのUIの制作を得意としています。社内にコンサルタント、デザイナー、ライター、エンジニアが所属。コンテンツやSNSを巧みに活用した自社のマーケティング、メソッド化を進めるマネジメントスタイルにも注目が集まり、取材、イベント出演なども多数実績あり。

『ferret One』を運営するベーシックと、ベイジが業務提携



ターゲット層とソリューション

ベイジさんのWebサイトでの説明では下記のように書いてありました。

こんな企業に最適なプランです
 小・中規模のBtoBサイトの制作を検討している
 自社で良いコンテンツを制作できる自信がない
 ウェブサイトを使って顧客獲得を増やしたい
 BtoBマーケティングのプロからの意見が欲しい
 サイト公開後の運用・更新を自社でしたい
 ベイジにウェブ制作を依頼してみたい

ターゲット像とソリューションが明快でさすがです。日本の90%以上は中小企業なのでこれは強い。

しれっと書いてあるけれど、「ベイジにウェブ制作を依頼してみたい」←ここが一番訴求力のあるターゲット層だと思います。 「ベイジさんにWebサイトを作ってほしいけれど予算が合わなくて頼めない…」と諦めてきたBtoB中小企業は多いずです。それもベイジさんがこの数年、良質な発信を続けてきたからで。これまでの耕起を活かす見事な施策だと思いました。

ベイジのBtoBサイトが ferret Oneと連携


ベイジ枌谷さんとベーシック秋山さんの対談

ベイジ枌谷さんとベーシック秋山さんの対談も参考になりました。

お二人は今後、BtoBにおけるウェブサイトはどうなっていくと考えていますか?

枌谷
:個人的に、インターフェースの部分はferret Oneのようなサービスで共通化されていくと予想しています。それによってUIやビジュアルが差別化要因ではなくなり、コンテンツがウェブサイトの主体になるのではないでしょうか。これまでウェブ制作の世界では比較的デザイナーが中心として扱われることが多くありましたが、たぶん今後はコンテンツを作れる人が中心になるんじゃないかな。だからベイジではウェブ制作会社で珍しく、正社員のライターを採用しています。

秋山:結局のところ、ウェブサイトはどこまでいっても「箱」なんですよね。情報構造は型にできるけど、コンテンツの中身はテンプレ化できない。だからこそ価値があるんだと思います。なので今回ご提供するメソッドだったり、ferret Oneのようなプラットフォームを使って余計なところにかかる手間を減らし、どれだけ中身を考えるのに投資してもらえるか。それに尽きますね

「インターフェースは共通化されていき、コンテンツがWebサイトの主体になるのでは」という予想に共感。ぼくもそう思います。

BtoBマーケティング支援会社の代表2人が語る、ウェブサイトの重要性と未来

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?