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Webサイトが船で、Web活用が航海|個人的な覚書

このnoteはWebサイトの制作と活用の関係性についての個人的な覚書です。BtoB企業でWeb活用について考えている担当者さんや営業部の方にももしかしたらお役に立つところがあるかもしれません。

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マーケティングやってる人でマーケターって名乗る人少ない気がするけどなぜだろう。デザイナーとかエンジニアとかは普通なのに。「マーケターです」じゃなくて「マーケティングやってます」って言いがちな気がする?そんなことないか?
マーケターと名乗るには知識もスキルも経験も足りないのです…

上記2つのツイートに端を発してぼくもツイートしました。

期せずして、「Web作りは船作り、Webマーケ支援は航海」についてのテキストになりましたのでここに再録します。

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Webマーケティングはデザインや開発のように「納品=完成=実績」じゃなくて、それで出来た道具を使って実践を始めるという感じです。
「納品≠完成=始まり→→→→→貢献→実績」みたいな。

顧客貢献して実績までの道程が長いし、不確定要素も多くて。
知識もスキルも足りん!という自覚はいつもあります。

Webサイトにおける
・制作(デザイン・開発)
・活用(マーケティング)
この2つの関係は「船作りと航海」に似ているなあとよく思います。

「Web制作(デザイン・開発)」「Web活用(マーケティング)」の関係
・Webサイトは道具
・船と似てる
・船自体は目的ではない
・船は目的地に行くための手段①である
・手段②が航海そのもの
・企業のWeb活用には①と②が必要不可欠
・だから、船が完成してもゴールではない
・見た目が立派できれいでも、海に出ない船は意味がない
・見た目が立派できれいでも、速度が出ない/浸水する/荷が詰めない/遠くまで行けない/重いといった船も意味がない
・目的地まで行ける船を作れるのが制作会社のバリュー
・制作者は製造法だけでなく、航海を知る必要がある

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BtoB企業のWebマーケ支援を始めてからWebサイトが本当に「活動の場」になったので、どんなWebサイトを用意するかを本気で考えるようになりました。

船は手段で、航海が目的。
Webサイトが船で、Web活用が航海。
両方重要で、両方必要。

見た目は立派でもハリボテの船なんて怖くて乗れない。
Webサイトを作るとはこういうことであったか…かつての自分は船を作ることで満足してたのか…と反省することもよくあります。

Webを活用したいと思っているBtoB企業様へ

航海できる船を作りましょう。
機敏で頑丈で沈まない船が必要です。
お洒落でインパクトのあるトップページにしたい?それ本当に必要ですか?応接室に飾る船を作るんですか?それは船に羅針盤を設置するより優先順位が高いんですか?「どんな航海になるのか?」を真剣に考えましょう。その思考は「どんな船が必要か?」に繋がっていきます。

ちゃんと目的に合った船を選びましょう。
小型ボート、沿岸用、漁船、フェリー、豪華客船。目的によって色んな船がありますよね。「目的に一番合った船は何か?」を真剣に考えましょう。立派だからOKはNGです。

ちゃんと航海術を学びましょう。
船によって航海術も違います。
御社の業態・目的・予算・リソース・社風・文化によって、可能な航海は変わります。
無理な航海は成果を生みませんし、船が座礁する可能性もあります。
「今できること」を確実に見極め、習得していきましょう。
学びと修練こそが、船を目的地にまで運んでくれます。

覚書は以上です。また発見があったら追記すると思います。

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長野県BtoB企業の皆さまへ

ぼくが所属している株式会社JBNでは「BtoB企業への成果貢献」を目的とした戦略策定・Webサイト制作・Web運用支援・Webマーケティング支援を一気通貫で行なっています。

「Webを活用して営業活動に活かしたい」「属人的営業活動から組織的活動に移行したい」とご検討のお客様はお気軽にお問い合わせください。

稲田英資について

株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
BtoB企業の成果に貢献するWeb活用について、Twitterで日々ツイートしていますので、よかったらご覧ください。

Web制作/Webマーケティングについて

Web制作とWebマーケティングについてまとめています。よかったらご覧ください。


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