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自分のエゴに正直だと人生楽しそう。

明日は仲のいいカメラマンAさんと撮影でそれなりに楽しみにしていたら電話がかかってきました。

Aさん「稲田さん、明日の撮影は直行します?」
ぼく「そうですね。車のお迎えが必要ですか?」
Aさん「いやあ、自分の車で行けるんですけど。そしたら現地集合じゃないですか」
ぼく「うん」
Aさん「そしたら稲田さんとお喋りできるのはお昼くらいじゃないですか」
ぼく「まあ、そうですね」
Aさん「それだとさみしいなあと思って」
ぼく「は?」
Aさん「迎えにきてくださったら稲田さんと行きと帰りでお喋りできるじゃないですか。そう思いませんか?」
ぼく「いやw 別に思いません」
Aさん「そんなのさみしいじゃないですか。お昼の店も決めたんですよ」
ぼく「なんすか。どこすか」
Aさん「めちゃくちゃ旨いトンカツ屋です」
ぼく「マジすか。うまいの?」
Aさん「超うまいです」
ぼく「まあ、気持ちは分からなくはないです。じゃあ、お迎えにいきますね。8時に待ち合わせで」
Aさん「わかりました!」

がっつりした終日撮影なのに気分はデートじゃん。直行だったら家を出るのが8時過ぎでいいのに、お迎えだと7時なんですよね。いやまあいいんですけど。相変わらずの愛すべきキャラクターだなあと思いました。

お昼にいったトンカツ屋さん

カメラマンさんに「めちゃくちゃ旨いです」と誘われたトンカツ屋さん。大きいのにパクパク食べられて美味しかったです。全然もたれなかった。また行きたい。

『とんかつ味郷』長野県小布施町

自分のエゴに正直だと人生楽しそう

仲のいいカメラマンさんは行きたい店に行くし、欲しいものを買うし、会いたい人に会いに行く。でも、選ばれたものはたいてい彼らしいし、よく吟味された痕跡がある。たとえば昼食の店も「まあ、ここでいいや」がない。撮影がタイトで時間がなくてディレクターの自分は冷や冷やしているのに(コンビニおむすびでもいいのだ)無理してでも美味しそうな店に行く。

なんでも高校時代は大学の漫画研究会にアポなしで飛び込んで可愛がってもらったり、大学時代は色々な土地の大学に行っては良さげな音楽研究会に「こんにちは」と飛び込んで音楽談義をしたり仲良くなったり泊めてもらったりそうな。

つまりは好奇心が原動力で、欲しいものややりたいことや会いたい人に躊躇いがない。自分のエゴに正直だと人生楽しそうだよなあ…といつも思う。ぼくは自分に正直になるのが苦手なのでやや羨ましい。まあ苦手だからいいんですけど。人には向き不向きがある。今日の撮影で久しぶりにあったのだけど、ほぼ変わっていなくて相変わらずだなあ…と思いました。楽しかったです。

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