他者に動いてもらえるためにはどうしたらいいか?
BtoB顧客のWebマーケ支援を一生懸命やるようになったら、「Webのこと」ではなく、「他者の行動」についてメインで考えるようになりました。
具体的には、検索している人やサイト訪問者、メール受信者、資料ダウンロードしてくれた人、サイトに何度も訪れる人、顧客担当者、顧客の多部署の人に「Aをしてもらえるためには、何を、どのタイミングで、どうしたらよいか?」と毎回考えています。
分かったつもりは怖い
これまでは「Webのこと」を主軸にして考えていたのに、今は「人のこと」を主軸にして考えています。
Webではユーザーファーストという視線は当たり前だし、耳タコだけど、実践という意味では自分にとっては大転換で。
この視点を一度獲得すると、何てことないワイヤーやラベリング、ちょっとしたMTGの準備でも見え方が全然ちがいます。
今までは「その枠の中で成立しているか否か」だったのが、今は「これで人は動いてくれるのか否か」で考えるようになっていて。
ああ、自分は言葉だけで分かったつもりになっていて、全然実践してこなかったんだなあああ…と今更になって実感しています。「分かったつもり」って怖いです。
「知っている」と「取り組んでいる」は全然ちがう
「知っている」と「取り組んでいる」は全然ちがう。その先に「できている」がある。たぶん。
言葉は「知っている」に有効だけど、「取り組んでいる」には効きません。取り組むためには手を動かす必要があります。手を動かしていると、だんだん視点ができてくる。視点ができると、だんだん分かってくる。分かってくると段々できてくる。と思うじゃないですか。ちがうんです。自分の「足りなさ」や「できてなさ」が分かってくるんです。ひどい。
自覚があれば成長がわかる
でも、そうやるしかないんだなあ…とは分かってきました。
「できてる」なんてとても言えないけれど、「取り組んでいる」という自覚は持っていたい。自覚があれば自分の成長が分かります。昨日と比べても違いは全然分かりませんが、さすがに半年前や一年前の自分と比べれば全然違います。それが頼りです。本当に。
知っている
↓
手を動かす
↓
視点を得る
↓
少しわかる
↓
足りなさを知る
↓
ひどい
↓
でもやる
↓
ちょっとは成長している
こんなみたいです。
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長野県BtoB企業の皆さまへ
ぼくが所属している株式会社JBNでは「BtoB企業への成果貢献」を目的とした戦略策定・Webサイト制作・Web運用支援・Webマーケティング支援を一気通貫で行なっています。
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稲田英資について
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