見出し画像

「自分のバリュー」と「できること」

下記のツイートを見て、本当にそうだなあ…と思いました。

令和の安定は「いつでも転職できる人材になっている」こと。転職や副業は当たり前になり、就職人気企業が急に経営悪化→リストラを断行する変化の激しい時代。いまや"転職しないことのリスク"がリスクになる可能性がある。自身の市場価値を高め、いつでも転職できる人材になり、自分らしく働こう。


「自分のバリュー」と「できること」

令和の安定は「いつでも転職できる人材になっている」こと

これはたぶん本当にそうなので、社会人なりたての若手の人たちは今の職場でいいから、「自分のバリューの原型を見つけること」を目標に仕事をしてみることをお薦めします。嫌々働くよりも得るものが必ずあるはずなので。

「いつでも転職できる人」を目指すのであれば、自分のバリューを明確にしておく必要があります。「転職できる」ということは、誰かにとってあなたは価値があるということです。でも、ジッと待っていても誰も見つけてくれません。自身のバリューを他者に分かりやすく伝えられるレベルになっておかないといけません。

それは一朝一夕にいくものではありません。コツコツと磨いていく必要があります。自分のバリューを磨きたいのであれば、今の仕事、今の職場をフル活用するのが一番です。嫌々仕事をしている場合じゃありません。そんな仕事の仕方をしていたらもったいない。

まずは「できること探し」から

ポイントは「バリューは相手が決める」という鉄則を忘れないことです。 やりたいこと探しもいいですが、まずは「できること探し」をお薦めします。自分としてはそんなに大変じゃないのに、やってみると他者が思いの外に喜んでくれる&評価してくれることが何かしらあります。それがあなたの「できること」であり、「バリュー」です。


仕事に「仮説と意図」を持つと成長に繋がる

「どんなことをすれば相手の役に立つのか?」という視点を獲得すると、仕事一つひとつに「仮説と意図」を持てるようになります。意図があると仕事を楽しめますし、学びを得ることができ、自身の成長に繋がります。 「転職できる人になる」という目的のために、自身の成長は最重要要素です。

「転職できる人」の定義は色々ありそうですが、バリバリなキャリアみたいなイメージを持たない方がいいと思っています。ぼくはそんな人になれないし。そもそもそんな人間じゃないし。

それよりは「今の職場でどうやって成長するか?」のイメージを具体的に描く方が大切です。会ったこともないキラキラキャリアな妄想を追いかけるより、今の職場で「A君・さんは○○についてとても詳しい/意欲的だ/戦力になる」と周りの人に感じてもらえることを探した方がよっぽど具体的に動けます。

そのためには「今の社内で求められていること」を正しく把握する必要があります。バリューは相手が決めるものだからです。

日々の仕事を学びの場にする

今の社内で求められることを把握し、その実現のために仮説を立て、意図を持って仕事をすれば毎日が学びの場です。繰り返しますが、成長するためには学びが必要不可欠です。自分で学んで自分で成長できる人は実力がつきます。

実力がつくと、「今の自分に足りないもの」が見えてきます。足りないものが分かると学びが加速します。そうなったらしめたものです。会社にも貢献し、給料も獲得しながら、自身の学びと成長の場を作ることができます。


抽象的な話で終わらせない

「転職できる人になる」だけだと抽象的ですが、実際に役立つ日々の過ごし方はそういうことだと思っています。抽象的な話、キラキラしたイメージで終わらせないで、今の会社&今の仕事に具体的に落とし込むことが大切です。どうせ毎日仕事をしなくてはいけないのなら、成長するためのフィールドにした方が何倍もお得です。社内の役にも立つし。

『新人時代の乗り越え方』というnoteを以前書いているので,、よかったらそちらもご覧ください。「今の職場で力をつける」「今の職場を活用する」という視点も持っておくと何かと便利です。一石二鳥にした方が楽しいし。


新人時代の乗り越え方。「面白がるスキル」と「分けて考える」。|稲田英資

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?