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地味だけどバリューを生む。このスキルに名前をつけたい。

とても地味なことなんだけど、Web制作をしていると、顧客に色々なゼロイチを提示する。


・技術ブログ執筆のために記事タイトルを20個提示する
・ダウンロード資料の制作のためにテーマ設定と各見出しを出す
・採用サイト用に社内アンケートシートを作って渡す

だいたいコンテンツの「切り口」や「考える順番」の提示だったりする。

制作会社にとっては当たり前のことなので、ちゃんと考えたことなかったけれど、30分で20記事のタイトルを出すと驚かれる。

顧客は専門家なので、こちらが提示した記事タイトルを見れば「書ける/書けない」の判断ができる。
でも、「何を書くか?」のゼロイチが苦手なBtoB企業が本当に多い。

*  *  *

あ。と思った。
これはこれでバリューなのだ。

ブログ記事や資料作りを最後まで面倒みれば「編集」になるが、「切り口/考える順番」の提示は上流工程のみ。
そこに「編集」の名は使いたくない。

でも、ここには確かにバリューがある。
バリューを生むスキルがある。
ぼくはこれに名前をつけたい。

*  *  *

やっていることはゼロイチであり、レバレッジ効果の一種なのでは…と思うのだけど。

ほとんどの制作会社が持っているであろう、でも名付けられていない、あまり注目されてないこのスキル。の名前が欲しい。

だって、かわいそうじゃないですか。毎日、顧客の役に立っているのに。バリューなのに名前がないなんて。

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