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超桁外れかつ超弩級に超面白い歴史漫画『風雲児たち』みなもと太郎

ネオンホール清水さんと撮影後のお昼を食べていたら、「漂流実録物の吉村昭『破船』が面白い」という話になり(確かにとても面白そう)、「漂流つながりでいえば、みなもと太郎『風雲児たち』の大黒屋光太夫や万次郎のパートもアツくて面白いよね」と言ったところ、「『風雲児たち』ってなに…?」の衝撃の発言。

「超桁外れかつ超弩級に超面白いこの歴史漫画を清水さんが読んでないなんて…!!!」と怒濤の推薦コメントを語り、貸すから読め読め読め読め読め読めと三十回いったら、「わ、わかったから最初は十巻くらいで勘弁して…」ということに相成った。(今も連載中で新旧あわせて六十巻を超えている)

「まずは十巻くらいなんてまったく軟弱なことだぜ…」と嘆きながら本棚から十巻までを取り出し、久しぶりに読み始めたらやっばり面白いのなんの。頁をめくる手が止まらず、あっという間に十三巻。十巻で止められるはずがないのだ。ほんとに。黙って六十巻ドーンと持ってってやろうかしらまったくもう。

『風雲児たち』には2種類ある

ちなみに、『風雲児たち』には『風雲児たち』とその続編である『風雲児たち 幕末編』の2つがあります。両方必読なのはもちろんですが、『風雲児たち』から絶対絶対絶対読むべきなのでお気をつけください。

ネオンホール漫画とか部で『風雲児たち』を熱く語る

長野県長野市権堂のネオンホールというライブハウスで『漫画とか部』という会を毎月開催しています。

ビブリオバトル的に、好きな漫画とか映画とか小説など、一人5分でオススメしあって遊ぶゆるい会です。もうすぐ十年になります。こんな非生産的なことをよく十年も…

その初期に『風雲児たち』をぼくが熱く推薦する動画が残っていました。よかったらご覧ください。そして『風雲児たち』を読んでください。めちゃくちゃ面白いです。約束します。

ご注意ください

「稲田がやたら騒いでいるから読んでみっか」と思った(と思われる)知人のジョッガ・長峯さんから、「本屋をハシゴしてもないんだけど」と連絡が届きました。

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もう本屋には売ってないからネットで古本セット買いしか…と返事すると、「それマスト情報では」と。マジすみません…

『風雲児たち 幕末編』まだ連載中の漫画なので本屋さんでも新刊が売っていますが、『風雲児たち』はたぶん古本でしか手に入らないと思います。お気をつけください…


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