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信頼できるWeb制作会社を見つけるための分かりやすい方法。

クライアントワークの難しいところは持ち主は顧客だけど、専門知識は作り手の方が圧倒的に持っているところ。住宅やオーダーメイドの服もそうですね。そしてWebサイトも。

顧客の言うままに作っていたら崩壊してしまう。何よりバリューを提供できない。言うことは言う。でも、「お客様」として扱う。ここの所の匙加減が「製品販売」ではない「クライアントワーク」の特徴だなあ…と思っています。

ただ、最近は「Webサイトは手段。目的は成果」という企業様が増えてきたので、Web制作に関してはだいぶ変化してきました。成果を目的にしている企業様は制作やデザインにあまり変な口を出してきません。むしろ前面的に任せてくれます。

先月公開した機器メーカー様の製品サイトはほぼお任せでした。その分、何としても成果を出さねば…と作り手には超プレッシャーがかかりますが。でも期待に応えてこそプロですよね。だから、「信じて任す」の姿勢がクライアントワークでは効果が一番生まれやすいと思っています。

となると、事業会社にとって重要になるのは「どんなWebサイトを作るか」の前に、「信頼できる制作会社をどうやって見つけるか」です。あまり話題になりませんが、これからの地方企業にとって大きなテーマです。制作会社の詳細な情報なんてほぼないし、見つけ方も分からない会社が地方ではほとんどですから。

事業推進や課題解決にはWeb活用が無視できない状況になったのに、自社に最適なパートナーを見つける術をほとんどの地方企業が持っていない。あまり話題になりませんが、ぼくは大きな地方課題だと思っています。必要性は高いのにWeb活用のパートナーを「探す/選ぶ」のにスキルがいるのが難点です。そのため、制作会社が提供する情報も届ききってはいません。このギャップは何とか解決したいなあ…と常々思っています。

ぼくが一番お薦めするのはWeb活用をバリバリやっていて成果を出していそうな地元企業を見つけたら、「すみませんが、どの制作会社で作ったのか教えていただけませんか」と教えを乞うことです。それを何社かやってみる。検索して上から順に電話するより優良な情報が手に入るはずです。お試しください。


関連note

発注側にとっては「制作会社を選ぶこと」がより難しくなってきている。


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