うつになりやすい人の特徴3選
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今回は「うつになりやすい人の特徴」についてお話ししたいと思います。
うつになりやすい人の特徴を理解することで、あなたや周りの人がどんなリスクを抱えているのか、を知ることができます。
また、「うつにならないための対策」を考えるきっかけにもなれます。
実際に、10年うつを経験した私が考える「うつになりやすい人の特徴」をランキング形式で発表してまいります。
▪️うつになりやすい人の特徴3選
それでは、まず第3位からの発表です。
3位 過剰な完璧主義
まず最初に、うつになりやすい特徴の一つとして「過剰な完璧主義」があります。実はこれ、まさに私のこと。
完璧主義の人は、自分自身や他人に対して非常に高い期待を抱くことが多いです。このような人は、常に「もっと頑張らなければ」「失敗は許されない」と考えがちです。
たとえば、学校のテストで90点を取ったとしても、残りの10点を失ったことに対して深く考え、自己批判をしてしまいます。
このような自己批判が続くと、自己肯定感が低くなり、うつ病のリスクが高まります。
ある研究では、完璧主義と心の健康について調査が行われました。その結果、完璧主義者は非完璧主義者に比べてうつを発症するリスクが高いことがわかりました(Smith et al., 2018)。
多くの場合、「幼少期の親子関係」や「育った環境」が完璧主義に大きく影響しています。
2位 慢性的なストレス
次に挙げる特徴は「慢性的なストレス」です。長期間にわたるストレスは、心に大きな負担をかけます。
ストレスの原因は人それぞれですが、たとえば仕事や学校のプレッシャー、人間関係のトラブル、家庭環境の問題などが挙げられます。
ストレスが蓄積すると、体と心のバランスが崩れやすくなります。そして、気分が落ち込みやすくなり、うつの発症リスクが高まります。
実際に、長期間のストレスがうつを引き起こす一因となることが多いとされています(Hammen, 2005)。
たとえば、友達関係がうまくいかないと感じている中学生がいるとしましょう。その子が毎日悩み続けていると、心の中に大きなストレスが溜まり、うつになるリスクが高まります。
このような場合、周りの大人や友達が気づいてサポートすることが大切です。
1位 遺伝的要因
最後に、「遺伝的要因」も見逃せない特徴です。うつは家族歴に関連することが多く、親や兄弟がうつを経験している場合、自分も発症するリスクが高まることもあるそうです。
これは、うつに関連する遺伝子が影響しているためです。ある研究では、うつ患者の家族にうつが多く見られることが確認されています(Sullivan et al., 2000)。つまり、遺伝的な要因が関与していることがわかります。
たとえば、母親がうつを経験している家庭では、その子供もうつになりやすい傾向があるそうです。しかし、遺伝的な要因だけが全てではありません。環境や生活習慣も大きな影響を与えます。
私の母は、病院で診断をうけていませんが、間違いなく、うつを経験していたと思います。
▪️まとめ
いかがでしたか?
うつになりやすい特徴として「過剰な完璧主義」「慢性的なストレス」「遺伝的要因」の3つを挙げました。
これらの特徴が全ての人に当てはまるわけではありませんが、リスクを理解することは大切です。
私自身も、かつては完璧主義で、ストレスを溜め込みがちな性格でした。しかし、うつを克服するために、自分を許し、ストレスをうまく発散する方法を見つけました。
たとえば、好きな音楽を聴いたり、自然の中を散歩したりすることで、心のリセットを図るようにしました。
昨年、母が他界してからはソロキャンプをはじめました。
あなたも、もし自分や周りの人がうつになりやすい特徴を持っていると感じたら、どうか無理をせず、周囲のサポートを頼ることを遠慮しないでくださいね。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。
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うつぬけマン
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