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【脳でわかる!】「自己肯定感」が高い人と、低い人。


じこ、こーてい、かん。

最近、よく耳にしますよねぇ。

簡単にいうと、ありのままの自分を認めたり、受け入れることです。

内閣府の調べによると、日本の若者は、自己肯定感が非常に低いそうです。

そこには、育った環境や幼少期の親子関係が大きく影響する、ともいわれてます。

実は、もっと大きな「あるもの」が、影響してることも、わかっているんです。

脳!!

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ということで今回は、実際に自己肯定感が低くて、うつになったボクが、脳科学の面から、「自己肯定感が高い人と、低い人のちがい」を、ひもといていきたいと思います。


自己肯定感が高い人

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結論は、愛された経験がある人、です。

なぜなら、自己肯定感が高い人は、左脳側のいわゆる「感情系脳番地」が発達しているから、です。

「かっ、感情系、脳番地!?」

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なんて声が聞こえる前に、ご説明します。

感情系脳番地とは、喜怒哀楽などの感情表現にかかわる脳エリア。

たとえば、笑ったり、怒ったり、泣いたりすることに関係する、脳の場所です。

ー左脳側は、自己感情をつくりだす役割があります。ー


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そういわれるのは、脳内科医で「脳の学校」代表の加藤俊徳先生。

脳からみると、左脳側の感情系脳番地が、発達していると、自己肯定感が高くなるそうです。

なぜなら、欠点やネガティブ感情も抑圧することなく、「これが私」という認知力が高く、自分の存在価値を、自分で認知できるから、です。

つまり、左脳側の感情番地が発達していることで、「私は、私のままでいい」とか「こんな私で、生きていい」っていう感覚がうまれやすくなるんです。

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一般的に、幼少期に親や、周囲の人々に愛されて育つことで、その経験が記憶として蓄積されるといわれてます。

「自分の存在が他者によい影響を与える」と、脳が学習することで、自己肯定感を高められるそうです。


自己肯定感が低い人

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結論は、虐待やネグレクト(育児放棄)をうけたり、支配的・依存的な親のもとで育った経験がある人、です。

なぜなら、自己肯定感が低い人は、「思考系」と「感情系」の脳番地を自己否定にしか使っていないから、です。

「しっ、思考系、脳番地!?」

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なんて声も、聞こえそうなので、ご説明します。

思考系脳番地とは、自発的な考えや行動を促す機能をもつ脳エリア。

たとえば、自分の力で判断したり、行動をとることに関係する、脳の場所です。

前頭葉の前に広く位置していて、思考や意欲に関連が深く、判断力や集中力をつかって物事を実行する機能が集まっています。

自己肯定感が低い人は、自分の感情に鈍い人と、他人の感情を優先してしまうため、イヤなことに「脳!」といえません。あっ、「NO!」でした(笑)。

また、幸せそうな他人と比べて、自分を否定したり、「考えては落ちこむ」という負のループにおちいりやすくなります。

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そういったネガティブ思考が、とまらなくなるのは、その考え方が脳のクセになっているから、です。

脳には、「環境に適応しやすい」という特性があるため、ネガティブな人が多くいる環境にいると、脳も、それに合わせてネガティブになろうとするそうです。

「だとしたら、ポジティブな人がいる場所にいけば、自己肯定感を高められるの?」

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なんて考えられた、そこのあなた。

とってもよい質問です。

さっそく、「脳の特性」を利用した、自己肯定感の高め方を、ご紹介しましょう!


自己肯定感の高め方

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結論は、「まねをする」です。

なぜなら、「まねをするのがラク」という、脳の特性があるから、です。

たとえば、まわりにいる、あなたが「いいな」と感じる人の服装や話し方をまねするように、自己肯定感が高い人の「まねをする」ことが、手っ取り早いです。

近くに、そんな人がいないときは、テレビにでてくる、芸能人や歌手でもOKです。

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「あの人みたいに話すぞ!」あの人みたいに歌ってみよう!」と、自信ありげにふるまうことで、自信に満ちた脳の人がつかう脳番地が刺激され、気分が前向きになり、細かいことも気にならなくなるといわれてます。

「まなぶ」の語源が、「まねぶ(まねる)」からきた、といわれるのも納得ですね!

ほかにも、自己肯定感が低い人が、脳をきたえる方法として、「ほめ日記」を書くのも、おすすめです。

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もともと脳は、“ほめられて伸びる”という性質があるそうですよ。


まとめ


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いかがでしたか?

自己肯定感が高い人は、愛された経験がある人。

なぜなら、自己肯定感が高い人は、左脳側の感情系脳番地が発達しているから、です。

左脳側の感情番地が発達していることで、「私は私のままでいい」とか「こんな私で生きていい」という感覚がうまれやすくなります。

一般的に、幼少期に親や周囲の人々に愛されて育つことで、その経験が記憶として蓄積されます。

自己肯定感が低い人は、虐待やネグレクト(育児放棄)をうけたり、支配的・依存的な親のもとで育った経験がある人

なぜなら、自己肯定感が低い人は、思考系と感情系の脳番地を自己否定にしか使っていないから、です。

ネガティブ思考がとまらないのは、その考え方が脳のクセになっているため、です。

自己肯定感を高めるには、「まねをする」が手っ取り早いです。

なぜなら、「まねをするのがラク」という脳の特性があるから、です。

「ほめ日記」も、効果ありです。


今回は、こちらの本を参考にしました。


「困ったあの人の行動の謎」「恋愛・結婚の謎」「メンタルの謎」「不思議な出来事」まで、脳科学から、ひもといていくという、めちゃくちゃ面白い企画。

脳の話だから、納得しちゃうんですよね〜。

とはいえ、自己肯定感が低く、うつ病も治せない人は、10年うつを克服したボクが書いたこちらの記事を、よかったら読んでみてください。


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いなだ

【プロフィール】うつ経験がドラマのモデルになった講演家・カウンセラー。1971年生まれ、愛知県出身。度重なるストレスから28歳でうつを発症。2度の自殺未遂、3度の閉鎖病棟入院、10年に及ぶ壮絶な闘病生活を送る。考え方と生き方を180度かえて、うつを克服。2010年より学校、病院、行政、被災地などで経験を歌で伝える講演活動をはじめる。「経験者の言葉に背中を押された」「生きるヒントをもらった」という感動の声が後を絶たない。ドラマ『うつヌケ』モデルのほかテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Yahoo!ニュースなどメディアに多数出演。現在はメンタルソングライターとして、精神障がい者支援団体への楽曲提供やイベントプロデュースをしながら、自らも再発予防を実践している。

参考文献:『脳とココロのしくみ入門』(加藤俊徳著、朝日新聞出版)



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うつを経験した講演家/カウンセラー。うつでしんどい人がラクになれるヒントを広めたい!28歳うつ発症→3度の入退院→10年闘病。2010年より経験を歌で伝える講演活動をはじめ10年で1万人超に寄り添う。ドラマ『うつヌケ』第1話モデル。140字超の「うつヌケ」のヒントを記してます。