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【経験者が解説】メンタル病んでるときは、他人の気持ちを読みすぎない方がいい話

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あなたは、こんなことを感じていませんか?

・友達や職場の仲間の言葉が気になって、しんどくなる。

実はこれ、何を隠そう私のこと。

どこにいても、人の気持ちが気になってしんどくなってしまうのです。

とくにメンタル病んでるようなときは、他人同士の会話が、あたかも自分へ向けられたことのように気になって夜も寝られなくなってしまいます。

たとえば、遠くから聞こえてくる「えーっ、マジ?そいつヤバいじゃん」「アイツ、また仕事で失敗したらしいよ」みたいな声が聞こえてきたときは最悪。

別に自分のことを言われてるワケではないのに、まるで自分のことを言われているように感じてしまうのです。

あなたは、どうですか?

「あー、わかる!」なんて声が聞こえてきそうなので、今回は「メンタル病んでるときは、他人に気持ちを読みすぎない方がいい」という話をお伝えします。

この記事を読めば、「他人の気持ちを考えすぎると、どうなるか」がひとめでわかります

また、「自分の気持ちを大事にする方法」を手に入れることで、他人の気持ちを読みすぎることなく、自分軸で生きられるようになれます。

では一緒にみてまいりましょう。


▪️他人の気持ちを考えすぎると、どうなる?

結論から言うと、「うつになる可能性が高まる」です。なぜなら、他人の気持ちを考えすぎると、ストレスが増大するからです。

他人の気持ちを考えすぎることがどれほど私たちのメンタルヘルスに影響するかについて話しましょう。

たとえば、友達が悲しんでいるとき、その気持ちを察して一緒に悩むことは素晴らしいことです。でも、その悩みがずっと心に引っかかって、自分自身もどんどん落ち込んでしまうことはありませんか?

ある研究でも、他人の感情に過度に同調することが、うつ病や不安障害を引き起こすリスクを高めることがわかっています。

たとえば、ハーバード大学の心理学者であるドクター・ウィリアム・リッチによると、他人の感情を自分のもののように感じることで、ストレスホルモンが増加し、長期的には心身に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

このように、他人の気持ちを考えすぎると、ストレスが倍増して、うつになる可能性が高まるようになってしまうのです。

なので、自分の気持ちを大事にすることはめちゃくちゃ重要。

次は「自分の気持ちを大事にする重要性」について、解説してまいります。

▪️なぜ「自分の気持ち」を大事にすることが重要なのか?

なぜなら、自分の気持ちを大事にすることで他人との人間関係にしっかりとした境界線をもつようになれるからです。

心理カウンセラーで「人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本」(大和書房)の著者、根本裕幸さんもこう言われています。

自分軸を確立すると今までのように他人を優先することもできるし、自分を優先にすることもできる、という「選択肢」が生まれます。

つまり、選択肢ができることにより、私たちは初めて自由になれるのです。

この選択肢こそ、私が考える「他人との人間関係にしっかりとした境界線をもつようになれることでもある」と私は考えています。

たしかに、他人に優しくすることは大切ですが、自分自身の気持ちを無視してしまうと、自分の心が疲れ切ってしまいます。

自分を大切にすることは、自己中心的であるという意味ではありません。むしろ、自己管理の一部であり、健康な心を保つために必要なことなのです。

オックスフォード大学の心理学研究者であるドクター・サラ・ハーパーも、自分を大切にすることで他人との関係がより健康的で持続可能なものになると述べています。

▪️「自分の気持ち」を大事にする方法

ここでは実際に私がやっている「自分の気持ちを大事にする方法」を4つ、ご紹介します。

1. 自分の時間を持つ

毎日少しの時間でも、自分だけの時間を確保しましょう。好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、散歩をすることで、心がリフレッシュされます。私は月に1回、自分の時間を持つためにソロキャンプをするようにしています。

2. 自分の感情に正直になる

何かに対して「嫌だな」と感じたら、その感情を無視しないでください。自分の感情に正直に向き合うことが大切です。私は自分の感情に正直になるために1日5分の瞑想をするようにしています。

3. 無理をしない

友達や家族の頼みを全部聞いていると、自分が疲れてしまいます。時には「NO」と言う勇気も必要です。心理カウンセラーの根本さんも、「人のために頑張りすぎない『自分軸』構築ワーク」として、「できること・できないことの線引きする」をすすめられています。

4. 助けを求める

もし自分一人ではどうにもならないと感じたら、信頼できる人や専門家に助けを求めることも大切です。私はうつ経験から学んだ教訓として「お願い・頼み・相談」は遠慮なくしていい、と考えています。

▪️まとめ

いかがでしたか?

他人の気持ちを考えることは大切ですが、まずは自分の気持ちを大切にしましょう。

自分自身が健康で幸せであることが、他人を助けるための第一歩です。

自分を大事にすることが、結果的に他人への優しさにもつながります。

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。

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