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「脳の疲れがスーッとラクになれる」たった1つの方法


「鉛のように体が重くてダルい」

「何もしてないのに、とにかく疲れる」

そんな経験ありませんか?

ボクはうつのとき、いつも感じてました。

でも、不思議だったんです。

なぜ、運動もしてないのにこんなに疲れるのか?

結論は、「脳」が疲れているから、です。

今回は、科学的に正しい「脳の疲れがラクになれる方法」を、ご紹介します。


ストレスのルートは2つ

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脳の疲れがラクになれる方法を知る前に、脳内のストレスが伝わるルートを知る必要があります。

ストレスが伝わるルートは2つ。

「身体的ストレスルート」と、「精神的ストレスルート」です。

身体的ストレスは、「視床下部」→「下垂体」→「副腎皮質」のルートで伝わります。

そのため副腎皮質が刺激され、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、高血圧や糖尿病をひきおこします。

いっぽう、精神的ストレスは、「視床下部」→「脳幹の縫線核」のルートで伝わります。

そのため、神経伝達物質セロトニン神経の機能が低下”されて、うつ病やパニック障害といった精神的な病気をひきおこします。

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出典:『メンタルにいいこと超大全』


うつの人は、精神的ストレスを感じることにより、神経伝達物質を通して脳が疲れを感じていることになります。


「脳の疲れがスーッとラクになれる」たった1つの方法

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結論は、オキシトシンを分泌させる、です。  

なぜなら、オキシトシンが分泌されると、ストレスから解放されるから、です。

オキシトシン。

最近テレビでとりあげられるようになり、医学や脳科学の世界で注目を集めている脳内ホルモンです。

なぜ、オキシトシンが脳の疲れを癒やしてくれるのか。

国内オキシトシン研究第一人者で、ウィスコンシン医科大学名誉教授の高橋徳先生はいう。

オキシトシンが出ると、セロトニン神経を刺激し、セロトニンの分泌を促します。要するに、たっぷりオキシトシンを分泌すると、それに合わせてセロトニンも分泌される。


脳内ルートの話にあった脳が疲れると、神経伝達物質“セロトニンの機能が低下”を、解消してくれるカギが、オキシトシンにあったんです。

オキシトシン4つの作用

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オキシトシンが分泌されると、脳内で4つの作用がおこります。

①心を落ち着かせ、幸せな気分を高めてくれるセロトニンの分泌を促す

②ストレスがかかると分泌されるCRFというストレスホルモンの分泌を抑える

③ストレスをやわらげ、興奮した神経を落ち着かせるGABA(ガンマアミノ略酸)というアミノ酸の分泌を促す

④脳内麻薬といわれるエンドルフィンの分泌を促す

つまり、オキシトシンが分泌されるとストレスに強くなり、自律神経が整うことで胃腸や心臓の状態がよくなり、体の痛みが消え、そして幸せな気分に満たされるようになれるんです。


オキシトシン分泌のしかた

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さぁ、いよいよクライマックスです。

脳の疲れがスーッとラクになれるには、オキシトシンを分泌する必要があります。

オキシトシンを分泌するポイントは2つ。

・五感に気持ちのよい刺激を与える
・人と交流する

1つずつみてまいりましょう。

・五感に気持ちのよい刺激を与える

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たとえば、おいしいものを食べたり、いい香りをかいだり、好きな音楽をきくように、五感に気持ちのよい刺激を与えるとオキシトシンは分泌されます。

五感に気持ちのよい刺激を与えることで体の不調を改善する方法は、実はすでに医療現場でも導入されています。

具体的には、瞑想やヨーガ、音楽療法といった心身療法や、カイロプラティックや鍼灸といった手技療法がそれにあたります。

・人と交流する

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たとえば、誰かと会話したり、直接交わらなくても他人に関心をもつだけでもオキシトシンは分泌されます。

オキシトシンを分泌するヒントは世界の長寿村にあります。

90歳を超えてもなお、元気にしている人たちが暮らす地域に共通する生活パターンのひとつに、まわりの人たちと積極的に交わることがあるのです。

オキシトシンのすごいところは、相手もオキシトシンが分泌することです。

たとえば、相手の背中をゆっくりさすってあげると、自分だけじゃなく相手にもオキシトシンが分泌します。

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オキシトシンが愛情ホルモンといわれるのは、自分だけじゃなく、まわりを幸せにするホルモンだからなんですね。

つまり、「脳の疲れがスーッとラクになれる」たった1つの方法とは、「オキシトシンを自分の脳内で分泌させること」だったんです。

オキシトシンについて、もっと詳しく知りたい!という人は、国内オキシトシン研究第一人者が書いたこちらの本を参考にしてください。



とはいえ、脳の疲れがしんどくて、うつ病を治せない人は、実際に10年うつを克服したボクが書いた『世界一簡単なうつ病の治し方』をご覧ください。

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いなだ


参考文献:『自律神経を整えてストレスをなくすオキシトシン健康法』(高橋徳著、アスコム)


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うつを経験した講演家/カウンセラー。うつでしんどい人がラクになれるヒントを広めたい!28歳うつ発症→3度の入退院→10年闘病。2010年より経験を歌で伝える講演活動をはじめ10年で1万人超に寄り添う。ドラマ『うつヌケ』第1話モデル。140字超の「うつヌケ」のヒントを記してます。