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メンタル病んだときは「自分の心に素直に生きる」が9割


いきなりですが、こんなことを感じてませんか?

・生きるのに、疲れた。

実はこれ、私がうつ病になった28歳の頃、毎日のように感じていたことです。

誰かに相談したくても、こんなことを言うと、ドン引きされそうだし、言ったところで悩みが解決できるわけじゃない。

そう感じる日々の中で、心の悲鳴はどんどん大きくなり、自傷行為へと進み、ついには「死にたい」という気持ちが大きくなったのです。

「このままだと本当に死んでしまうかも…」と感じた私は勇気をふりしぼって、久しぶりに再会した友人に、ふるえる声で伝えてみた。

「生きるのに、疲れた…」

ギョッとした顔で私をみた友人の口から出た言葉は、私をどん底にたたきおとすものだった。

「それ、甘えじゃね?」

どーも、うつぬけマンです。

うつ経験を歌で伝える講演活動で全国をかけまわり、10年で1万人超の心に寄り添ってきました。


また、私のうつぬけエピソードはドラマのモデルになりました。

▪️「はじめまして」のあなたへ

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確かに、久しぶりに再会した人から「生きるのに疲れた」と言われても、困っちゃいますよね(笑)。

その友人がカウンセラーの勉強をしていると聞いたことを思い出して、「もしかしたら助けてくれるかも」と思ってのことでした。

今思えば、甘えだったのかもしれません。しかし、そのときは八方塞がりで、もう自分でもどうしようもないくらい悩んでいたのです。

自分の心に素直に生きれない状態だったのです。

過去の私と同じような思いをして悩んでいる人がいたら、迷わずこう言いたい。

ー 自分の心に、素直に生きてください。ー

とはいえ、「生きるのに疲れたときに自分の心に素直になれない」という人も多いと思うので、今日は「生きるの疲れたと感じたとき、どうすればいいのか?」について、お話ししたいと思います。

この記事を読めば、「メンタル病んだときは自分の心に素直に生きることの大切さ」がひとめでわかります。

また、「自分の心に素直に生きる方法」を手に入れることで、生きるのに疲れるくらいメンタル病んだときも、自分の気持ちを1番に考えられるようになれます。

とはいえ、どうしようもなく、しんどいときは迷わず受診して医師やカウセラーの指示に従うようにしてくださいね。

では一緒にみてまいりましょう。



▪️メンタル病んだときは「自分の心に素直に生きる」が9割

まず最初に言いたいのは、「生きるの疲れた」と感じるのは「決して異常なことではない」ということです。

私たちは、誰もが、それぞれの人生の中でストレスやプレッシャーを感じる瞬間があります。学校での勉強や部活、人間関係、家庭の問題など、さまざまな要因が重なると心が疲れてしまうことがあるのです。

アメリカ心理学会(APA)の調査によると、青少年の約70%が学校生活や家庭の問題でストレスを感じていると報告されています。

これは、あなたが感じている疲れやつらさが決して特別なものではなく、多くの人が共感できるものであることを示しています。

とはいえ、私のようにメンタルが病むくらいになってくると話は別です。

冷静な判断ができなくなりますし、自分の感情をコントロールできなくなり、自分の素直な気持ちでさえ、人に伝えられなくなるからです。

私のようになる前に、まず、やるべきことは、「できるだけ早く自分の素直な気持ちを人に伝えること」です。

・「甘え」と言われても、自分の気持ちは大切にしよう

もし、あなたが「生きるの疲れた」と誰かに言ったとすると、「それ甘えじゃね?」みたいなことを言われるかもしれません。

私も、そう言われたときは、まるで自分の気持ちが全否定されたような気持ちになりました。

それ以来、私は人に「疲れた」と言うのが怖くなり、自分の素直な気持ちを口に出せなくなりました。

「まわりから理解されななら、いっそのこと…」と考えるようになり、メンタルの状態をさらに悪化させてしまったのです。

今思えば、「もっと早く、自分の気持ちを人に伝えることが必要だった」と後悔しています。


心理学者のドクター・ブレネー・ブラウンは、感情を抑えることが長期的にはもっと大きな問題を引き起こす可能性があると指摘されています。

彼女の研究によると、自分の感情を認めて、それを他人に共有することは、精神的な健康を保つために非常に重要と言われています。

ハーバード大学の研究によると、ストレスを感じたときにそれを共有することで、心の負担が軽減されることが明らかになっています。

さらに、感情を抑え込むことが長期的に見て健康に悪影響を与える可能性があるとされています。

また、別の研究では、定期的に自分の感情を他人と共有することで、うつ病や不安障害のリスクが低減することが示されています。

これらの研究結果は、感情を素直に表現することがいかに重要であるかを物語っています。

このように、たとえ周りから理解されなくても、メンタル病んだときは、まずは「自分の気持ちを大切にすること」が重要なのです。

とはいえ、「自分の気持ちを大切にする方法がわからない」という人もいると思うので、実際に私がやっている4つの方法をご紹介させていただきます。

▪️自分の気持ちを大切にする4つの方法


では、どうすれば自分の気持ちを大切にしながら生きていけるのでしょうか?

ここでさ実際に私がしている方法を4つご紹介します。

1. 自分の感情を認める

まずは、自分の感情を否定せずに認めることが大切です。「疲れた」「つらい」と感じたとき、その気持ちを無理に隠そうとしないでください。

それを認めることで、自分自身を理解しやすくなります。

練習としておすすめすることは五感トレーニング。たとえば、美味しいものを食べたら「美味しい」と言ったり、美しい景色を見たら「美しい」と言うように、五感で感じたことをそのままの形で表現力する。これ、めっちゃ効果ありますよ。

2. 信頼できる人に話す

信頼できる友人や家族に自分の気持ちを話すことも大切です。話すことで心が軽くなることがあります。

もし、周りに話せる人がいない場合は、カウンセラーや学校の先生などに相談するのも一つの方法です。

冒頭の話(それ甘えじゃね?)で私が反省さている点は、久しぶりに再会した友人が「信頼できる人ではなかった」という点。

ただカウンセラーの勉強をしているということを聞いていたので、つい気持ちを伝えてみたくなってしまったのです。

私のようにならないためにも「日頃から信頼できる人をジャッジをする練習」をされるのを、おすすめします。

3. リラックスする時間を作る

毎日の生活の中で、リラックスする時間を作ることも重要です。

たとえば、趣味に没頭したり、好きな音楽を聴いたり、本を読んだりして、心を癒す時間を確保しましょう。

自分がリラックスできているときこそ、自分の気持ちに素直になれるとき。

そんな時間づくりをすることが自分の気持ちを大切にすることにつながります。

4. 自分を責めない

「生きるの疲れた」と感じることを自己否定しないでください。誰にでもそんな時期はあります。

大切なのは「自分を責めること」ではなく、「自分をいたわる気持ちを持つこと」です。

これはもう、めちゃくちゃ鉄板で紙に書いてトイレに貼ってもいいくらい大切なことなので、自分を責めそうになったら、この紙を見て「いかん、いかん。自分を労わろう」と切り替えるようにしていただきたいです。

▪️まとめ

いかがでしたか?

この記事を読んで、「生きるの疲れた」と感じることが「決して恥ずかしいことではない」と感じてもらえたら嬉しいです。

自分の気持ちを大切にし、無理をせず、心の健康を守ることが一番大切です。

あなたは決して一人ではありません。たくさんの人が同じような気持ちを抱えています。

これからも自分の気持ちに素直に生きてくださいね。私も応援していますし、この記事を通じて少しでも力になれたらと思います。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。

また次回、お会いしましょう。

うつぬけマン

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