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アフリカでMVを撮りました。

そしてそのMVが2/3公開となりました。

南アフリカとナミビアの国境沿いでロケをしました。
友人夫婦に補助をお願いしながら、完全にセルフで紡ぎ出した映像。
ディレクションは勿論、撮影も編集も全て自分でやりました。
編集とか特に何もやってないですけどね。満足な画が撮れているので(ここが一番重要)それを切り貼りしただけです。加工とか一切やりたくなかったので。

現地でハーフマンと呼ばれている植物「Pachypodium Namaquanum(パキポディウム・ナマクアナム)」は、この南アとナミビアの国境沿いの地域リヒタスフェルトのごく限られたポイントにしか生息していない、とても貴重な植物です。(厳重に保護されていました。)

旅の詳細は以前の記事で紹介しています。

このパキポディウム・ナマクアナムという植物への憧れは以前から強かったのですが、その隣に座ってベースを弾くというアイデア(というより一枚絵としての構図)を思いついてから1年以内に実際に撮りに行くとは…。
こんな気持ち良いアウトプットは無いです。
自分の中で生まれたアイデアを本当に実現させる事は、最高の自分孝行だと思います。セルフあたま撫で撫での最高峰です。美しいもの作れたな!やったね俺!です。

素人の映像といえばそれはそうですが、どうでも良いんです。
この映像でやりたかった事は、先にも言う通り「自分の中で生まれたアイデアを実現させ、アウトプットすること」に他なりません。
もっとこうした方が、ここはこうしたかったetc...難癖つければいくらでも出てきますが、それによってアウトプット出来ないなんてジャッジを下してしまうのは勿体なさすぎます。
自分自身の感覚を認めて、背中を押してやれるのは、大概自分だけです。
これからのアウトプットの推進力を作るのは、間違いなくこの「背中を押す」行為だと、ぼくは思います。

しかしまあこのパキポディウム・ナマクアナムの現地の映像ってほんと無いんですよね。YouTubeでも全然無くて、どんなところに生息してるか辛うじて察することの出来るものが1、2本程度。
なので植物の記録としても貴重な映像ではないでしょうか。


新曲「Halfmens Groove」
各種ストリーミングサービスでの配信は2/4からとなっています。

楽曲に関しては、RolandのTR-66というヴィンテージリズムマシンを軸にビートを作り、そこにベースの音色を重ねていくというもの。
去年ライブ中に偶然生まれたものを、その後も何度かライブで演奏しながら磨いて、アウトプットに至っているという感じです。

多くは語りません。そんな曲があったというだけです。僕は既にその先に流れていってるので。


今回はアートワークも自分で描きました。

思いついたので、ただペンを持ってサラサラと。10分もかかってないかも。

という事で、とりあえず楽曲のミックスマスタリングも自分でやっているので、初のトータルセルフクリエイション作品となった今作。

今後もこのスタンスで色々とアウトプットしたいですし、勿論色々な人とコラボレーションしたいなとも思っています。
今はスイスイとうまくいってますが、自分の力だけでは限界がありますし、人とクリエイションを共にする爆発力たるやです。皆さん一緒に楽しみましょう。


最後に。

アフリカの旅を通して、色々な音楽を聴きました。

現地で教えてもらったアーティストや音楽で、今も聴いてるものもいくつかあります。

でもケープタウンからリヒタスフェルトまでの往復2,000キロのレンタカードライブで、友人が流したマリーナショウの「Feel Like Making Love」以上の輝きは他にありませんでした。

このアルバム自体は17歳の時に買って結構聴いてました。言わずもがなの名盤ですし、自分にとっては馴染みのあるものです。
しかし、憧れのアフリカの地で、まだ見ぬリヒタスフェルトを目指し荒野をひた走る中で、友人のプレイリストからおもむろに流れたこの曲は、まったく違う色でアフリカの地に響き渡りました。
思い切った旅は、そこで出会う何気ないものさえ一生ものに変えてくれる時があるのかもしれませんね。

アフリカで撮りたいものも沢山ありますが、2023年は国内に目を向けて、映像を撮っていきたいと思っています。すでにいくつかの構想がめくるめく脳内。さてここからどれだけのものが実際にアウトプットされるだろうか。

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