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人と交流し、コミュニティに参加するということ。

南房総市内ご出身・在住の方との出会いがあります。最近出会ったある方、仮にAさんとすると、その人が考えていることは、閉鎖的な面もあるエリアを変え、地域を活性化させること。だから、役員さんを中心に集め、「地元の人間が自ら地域を起こしていかなければならない」ということについて話し合ったそうです。

個人的に、コミュニティの活性化というのは、キーマンやリーダーはいるかもしれないが、誰もがここでなら意見をいえると感じ、知恵や知識を集め、思考して、実際に意見を交換したり行動をしたりすることから成るのではないかと思ったりするわけです。

わたしは県北出身で、東京からJターン?してきたよそ者。地域に関する知識は少なく、交流している人も限られます。でも、信頼してくれる人がいて、その人がまた別の方を紹介してくれ、そんななかで地域のいろんなことを少しずつ知ることができるのです。

協力隊としての業務は移住・交流支援ですが、闇雲に他のエリアと人の取り合いをすることに興味はありません。ここで暮らすことで癒されたりその人らしさを発揮してくれそうな人、その人がここで暮らせば地域の人が喜んでくれそうな人をマッチングしたい。そして、市内でも各エリアの特性やニーズの差があり、もちろん移住予定者の希望やイメージも多種多様です。

今日も、内房と外房のある地域について、それぞれのお相手のまさに人生や考えについてお聴きしながら、トップシーズンとなる枇杷の収穫をお手伝いしてきました。今日は糖度が高くて一番人気の大房、農家さんご自身が大好きで酸味と甘味のバランスのよい田中という2品種。これまでに別の農家さんでいただいた夏便りなどもおいしいですよ。

実がついているのとは逆方向に軸をひねりながらもぎ、カゴにやさしく入れていきます。高所はカギ棒や梯子を用いますが、無理をすると危険だったり、果実が落ちてしまうことも。実際、今日の農家さんとそのご兄弟のお2人は木から落ち、お1人は救急車を呼んだこともあるそうです。

落としたものをたくさんいただきましたが、オレンジが濃くて熟した大房の甘さは本当に、ほっぺが痛くなって、まさに落ちそうになります。

改まってお話をお聞きすることも多いのですが、作業をしながらだと、意外と深い話をお聞きすることができることも。今日の参加を機会に、あるコミュニティの山歩きの会に加盟することにもなりました。

県外移動が可能になる前に、さまざまな人と出会い、いろいろな情報も得ておきたい。楽しそうなこと、新たな動きなどあれば、ぜひ気軽に声をかけてくださいね。また近いうちに更新したいと思います。

https://www.facebook.com/tomokokobayashi11

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